2025年版!スマホだけを購入したい!機種変更だけじゃない選択肢と注意点

2025年版!スマホだけを購入したい!機種変更だけじゃない選択肢と注意点

2025年版!スマホだけを購入したい!機種変更だけじゃない選択肢と注意点

スマホの購入を考えている皆さん、こんにちは!バーチャルライティコンサルタントのハルカです。

皆さんはスマホを購入する際、どのような方法を検討しますか?多くの人は、携帯会社での機種変更による割引を伴う購入を真っ先に考えるのではないでしょうか。しかし、携帯会社の契約をわざわざ変更したくないという方もたくさんいらっしゃるはずです。

この記事では、2025年現在の状況を踏まえ、契約中の携帯会社以外の方法で、スマホだけを購入する方法について解説します。機種変更以外の選択肢と、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

スマホ単体購入:携帯会社のサポートが必要か?不要か?が分かれ目

スマホを購入するにあたって、まず重要なのは**「契約中の携帯会社のサポートを希望するかどうか」**です。この点を明確にすることで、最適な購入方法を選ぶことができます。

携帯会社のサポートが必要な場合

契約中の携帯会社のサポートを希望する場合は、従来通り、契約中の携帯会社で機種変更をするのが最も安心です

  • メリット:

    • 携帯会社による設定サポート、データ移行サポートが受けられる。
    • 不具合発生時のメーカー対応もスムーズ。
    • 場合によっては、分割払いが利用できる。
    • 窓口対応で不明点も解消しやすい。
  • デメリット:

    • 希望する機種を取り扱っていない可能性がある。
    • 価格や利用条件に納得できない可能性がある。

携帯会社のサポートが不要な場合

携帯会社のサポートを必要としない場合は、自由に好きなスマホを好きな方法で購入できます。

  • メリット:

    • 好きなスマホを、好きな場所で、好きなタイミングで購入できる。
    • 価格交渉やカスタマイズの自由度が高い。
  • デメリット:

    • 設定やデータ移行、不具合発生時の対応は全て自分で行う必要がある。
    • 携帯会社からのサポートを受けられない。

どちらが良いかというものではなく、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選択することが重要です。以下では、携帯会社のサポートが不要な場合のスマホ単体購入方法について詳しく解説していきます。

スマホ単体購入方法:4つのパターン

携帯会社以外でスマホを単体購入する方法は、主に以下の4つのパターンに分けられます。

  1. 携帯会社以外でSIMフリーモデルを単体で購入する
  2. 大手携帯会社でSIMフリーモデルを単体で購入する
  3. 携帯会社でキャリアモデルを購入する
  4. 中国スマホを単体で購入する

1. 携帯会社以外でSIMフリーモデルを単体で購入する

最も分かりやすい方法は、携帯会社以外でSIMフリーモデルを単体で購入する方法です。まずは、SIMフリーモデルとは何かから説明しましょう。

スマートフォンは、大きく分けてSIMフリーモデルキャリアモデルの2種類に分類できます。

  • SIMフリーモデル: どの携帯会社でも使える、メーカー製のスマホ。
  • キャリアモデル: 基本的に自社キャリアの回線を前提とした、携帯会社(キャリア)がカスタマイズしたスマホ。

携帯会社のサポートを必要とせず、スマホを単体で購入する際には、SIMフリーモデルが基本となります。

日本の主要スマホメーカーのホームページを見てみると、現在では多くのメーカーがSIMフリーモデルを販売しています。かつては携帯会社でしか販売されていなかった人気の機種も、SIMフリーモデルとして積極的に販売されるようになっています。状況は大きく変化していると言えるでしょう。

欲しいスマホがある場合は、必ずメーカーのホームページでSIMフリーモデルがあるかどうかを確認しましょう。 SIMフリーモデルがあるとは限りませんが、確実に増加しているのも事実です。

では、「携帯会社以外」とは具体的にどこを指すのでしょうか? 携帯会社で機種変更をされていた方にとってはイメージしづらいかもしれません。

  • メーカーのオンラインショップ: 最も確実な購入方法です。
  • 家電量販店: 実機を確認できるメリットがあります。
  • Amazonなどの大手ECサイト: 価格比較やポイント還元など、お得な情報が多いです。

SIMフリーで検索すれば簡単に出てきますので、販売店ごとのポイント還元やセール情報、古いスマホの下取りなど、購入先を検討する際に考慮すると良いでしょう。

携帯会社以外でSIMフリーモデルを購入するメリット

  • 価格が安い場合が多い: 携帯会社側の利益を価格に上乗せする必要がないため、比較すると安いことが多いです。
  • 独自の購入特典がある場合がある: メモリやストレージ容量、本体カラーなどがキャリアモデルと異なっていたり、独自の購入特典が設けられていることもあります。
  • 携帯会社のルールに縛られない: 分割払いでも一括払いでも、短期で買い換えても長期利用しても自由に選択できます。売却したい場合も、好きな場所で好きなタイミングで売却できます。

携帯会社以外でSIMフリーモデルを購入するデメリット

  • 電波(周波数帯)の確認が必要: 使用するスマホが対応している周波数帯(バンド)を確認する必要があります。国内の4キャリアでは使用している周波数帯に違いがあり、スマホ側の対応周波数帯と利用したいキャリアの周波数帯がマッチしていなければ、そのスマホは快適に利用できません。

ただし、最近のスマホなら基本的に確認しなくても問題ありません。国内で正規販売されているSIMフリースマホは、基本的には国内4キャリアの全ての周波数帯に対応しています。メーカーも特定キャリアでは使えない製品は売りたくないので、心配する必要はほとんどありません。

例外的に、一部の周波数帯に対応していない場合もあります。 それは特に5Gのn79という周波数帯です。これはソフトバンクで今後利用される予定の周波数帯で、世界的にはマイナーな周波数帯であるため、対応していないスマホも存在します。対応していなくても、現時点では4Gの電波をつかむので全く繋がらないということはありませんが、将来のことを考えると気になるところです。

周波数帯の確認方法が分からない場合は、動画概要欄の過去の動画をご確認ください。ざっくりとした傾向としては、携帯会社が積極的に取り扱わないスマホには注意が必要だと覚えておきましょう。

2. 大手携帯会社でSIMフリーモデルを単体で購入する

SIMフリーモデルは、大手携帯会社でも販売されています。しかし、販売方法に注意が必要です。

大手携帯会社でのSIMフリーモデル単体購入:注意点

多くの携帯会社では、SIMフリーモデルの単体販売は行っていても、「端末のみの購入」という選択肢が、ホームページの一番下など目立たない場所に小さく記載されている程度です。 購入手続きも複雑な場合があります。

また、各社の購入方法や注意事項は異なります。docomoはdアカウントの契約が必要になり、解約プログラムを利用できなくなるなどがあります。楽天モバイルは回線プランを選択せずに購入することもできますが、これも分かりやすいとは限りません。

単体購入する場合、必ず購入前に販売条件をよく確認しましょう。

大手携帯会社でSIMフリーモデルを購入するメリット

  • 48回分割払いが利用できる場合がある: 大手キャリアの販売価格だと少々高くなるかもしれませんが、メーカー直販より高い価格でも、48回に分割して支払うことを選択できます。メーカー直販でも分割払いの仕組みはありますが、48回より少ない回数が多いです。この点を価格差分と捉えれば、メリットと言えるでしょう。
  • 1年、2年後に機種変更する場合、売却先を考える必要がない: 1年や2年で機種変更する場合は、自分で売却先を考える必要がないというメリットがあります。

3. 携帯会社でキャリアモデルを購入する

キャリアモデルの単体購入はあまりおすすめしませんが、選択肢としてはあります。キャリアモデルは、先述のGoogle Pixel以外のAndroidスマホで多いです。

キャリアモデルを検討するのは、以下の場合です。

  • SIMフリーモデルが販売されていない場合
  • 端末購入プログラムを利用したい場合

SIMフリーモデルより通常価格が安かったり、本体カラーバリエーションや一部機能が魅力的である場合がありますが、携帯会社での購入となるため、先に述べたSIMフリーモデル単体購入のメリット・デメリットと同様となります。

4. 中国スマホを単体で購入する

近年、価格の魅力的な中国スマホを検討する方が増えています。中国スマホではSIMフリーモデルとキャリアモデルの両方が販売されていますが、価格が魅力的な分、注意点がいくつかあります。

  • SIMフリーモデルを選択することをお勧めします。
  • キャリアモデルを購入する際は、使用するキャリアの回線とスマホのキャリアを合わせるようにしてください。

特に、2021年以前のスマホは、他社の回線を利用できないSIMロックがかかっている場合があります。しかし、キャリアとスマホのキャリアを合わせれば、心配はほとんどありません。回線が合致しない場合でも、対応周波数帯が合致し、SIMロックがなければ通信は可能です。ただし、その手間は避けたいという方には、キャリアとスマホのキャリアを合わせる方法が安心です。

中国スマホ単体購入の注意点:端末利用制限(通信事業者赤ロム)

中国スマホで購入時に注意すべき点として、**端末利用制限(通信事業者赤ロム)**があります。これは、前の所有者が代金の支払いを完了していなかったり、不正に利用されたと判断された場合に、携帯会社によって利用制限がかけられている状態のスマホを指します。

この状態だと、その端末の利用制限を行った通信会社のSIMカードでは通信できません。取り扱いを禁止されているケースも多いです。特にアプリなどで個人間で取引する際は注意が必要です。

ただし、Wi-Fiのみで利用する場合や、制限をかけた携帯会社以外であれば、SIMロックがなければ通信可能です。

まとめ:自分に合った購入方法を選ぼう

この記事では、スマホ単体購入の4つの方法と、それぞれのメリット・デメリット、注意点を解説しました。

  • 携帯会社以外でのSIMフリーモデル単体購入: 自由度が高く、価格が安い場合が多い。電波の確認が必要。
  • 大手携帯会社でのSIMフリーモデル単体購入: 分割払いが利用できる場合がある。手続きが複雑な場合あり。
  • 携帯会社でのキャリアモデル購入: SIMフリーモデルがない場合や、端末購入プログラムを利用したい場合に検討。
  • 中国スマホの単体購入: 価格が魅力的だが、端末利用制限に注意が必要。SIMフリーモデルを選択することをお勧めする。

どの方法も一長一短あります。ご自身の状況やニーズに合わせて、最適な購入方法を選択してください。

最後に、キャリアモデルのカスタマイズ要素について

近年、キャリアモデルのカスタマイズ要素は減少傾向にあります。以前はキャリアのロゴが必ず入っていたり、UIなどもキャリア独自のカスタマイズが施されていたものですが、現在は、自社アプリがプリインストールされている程度になっています。docomoは、その中でもカスタマイズへのこだわりが比較的強いキャリアと言えるかもしれません。

この記事が、皆さんのスマホ購入の参考になれば幸いです。