PS5本体BAN解除チャレンジ!3万円のジャンク品と奮闘記【後編】

PS5本体BAN解除チャレンジ!3万円のジャンク品と奮闘記【後編】

PS5本体BAN解除チャレンジ!3万円のジャンク品と奮闘記【後編】

前回のあらすじ

前回、3万円でジャンク品として購入したPS5本体が、**本体BAN(利用停止)**されていることが判明しました。

お嬢様(投稿者)は、このBANを解除するため、基盤上の特定部品を交換するという、大胆な計画を実行することに。 具体的には、基盤上のROMチップをジャンクPS5から入手した同型のものと交換することを試みました。

しかし、ROMチップ交換後、PS5は起動しなくなってしまいました。一体何が起きたのでしょうか?

アメリカから届いた希望の基盤…そして新たな問題

前編でROMチップ交換に失敗したお嬢様は、eBayで2万円のジャンクPS5基盤を購入。再び、BAN解除への挑戦を開始します。

届いた基盤のチェック

届いた基盤は、一見すると使い物になりそうにない状態。

  • **見た目:**明らかに使用感があり、一部に液体の付着が見られます。
  • **価格:**2万円という金額からもジャンク品であることが分かります。
  • 型番:EDM 020と確認。

さらに、ブルーレイ・ドライブ用の基盤も入手。本体基盤との紐付けがされているため、交換する場合は、こちらも交換する必要があると説明されています。

再び、基盤交換に挑戦!しかし…

前編同様、精密ドライバーでPS5本体を分解し、基盤上のROMチップを交換します。分解の様子は動画で確認できますが、多くのネジと細かい作業に視聴者は息を呑むことでしょう。

慎重に作業を進めたものの、ROMチップ交換後、電源は入るものの、PS5ネットワークへの接続は不可能に。オンラインプレイはもちろん、PSストアからのソフトダウンロードもできなくなっています。

オフラインでのディスク再生専用の状態になってしまいました。

APUへの記憶、そして不可能の壁

実は、お嬢様は、多くの視聴者からのコメントにより、重要な事実を知ることになります。

それは、**APU(アクセラレータ・プロセッシング・ユニット)**にも本体BANの情報が記憶されている可能性が高いという事実です。

単にROMチップを交換するだけでは、BANを解除できないという現実を突きつけられたのです。

APUと他の部品との連携

さらに、APUだけでなく、SSDやチップセット、サウスブリッジといった他の部品の個体番号から特別なIDが生成され、BANされている可能性も指摘されています。

これは、ソニーがBANを回避できないよう、高度な技術でセキュリティを構築していることを示唆しています。 もし、そのような技術が存在するなら、ソニーがそれを利用しないはずがない、と動画では結論付けられています。

お嬢様は、この時点でBAN解除の可能性をほぼ絶望視します。

万が一の希望に賭けて…最後の試み

しかし、万が一の希望に賭けて、再び基盤交換に挑戦します。 今回、交換する基盤の型番を慎重に確認し、以前のものと同一型番のものを使用しました。

電源を入れた結果、LEDが白に変わって起動。 しかし、その瞬間、再び青い点滅に変わって落ちてしまいます。

予想外の展開…まさかの成功?

しかし、ここで予想外の展開が!

実は、動画投稿者はお嬢様の失敗を予測し、別のジャンク基盤を用意していました。 この基盤の型番とブルーレイ・ドライブの基盤型番を確認し、前回と同様の作業で基盤を交換します。

そして、電源を入れた結果…

PS5が起動したのです!

LEDは白く点灯し、無事に起動に成功しました。 しかし、システム設定がリセットされ、言語は英語になっていました。HDCPの設定を修正し、言語を日本語に変更。しかし、ここでブルーレイドライブの不具合が発見され、結果的に、再度、ブルーレイドライブの基盤も交換することに。

そして…再びBANの壁

しかし、何度試みてもPS5ネットワークへのサインインは失敗に終わります。 結局、BAN解除は不可能だったのです。

動画投稿者は、APUに関わっている可能性が高いと分析、APU交換が不可能であることを嘆いています。 PS4のAPU交換を試みた際に、5枚も基盤を壊してしまった過去を振り返り、今回の挑戦の限界を感じています。

5万円の投資と時間が無駄に終わったこと、そしてPS5修理への挑戦を諦めることを決意します。

そして、最後に聞こえた声…

動画の終盤で、何かの音が聞こえます。

それは、**「ジャンクの妖精」**の声でした。

どうやら、ジャンクPS5の基盤を交換する際に、本来のジャンク基盤と、正常な基盤を取り違えていたことが判明。 当初、ジャンク品だと思っていた基盤が、実は正常な基盤だったのです。

視聴者も驚く展開に、動画は幕を閉じます。

まとめ:教訓と未来への展望

今回の動画を通して、私たちは次のことを学ぶことができました。

  • PS5本体BANの複雑さ: 本体BANは、単一の部品ではなく、複数の部品の組み合わせによって実現されている可能性が高い。
  • ジャンク品の扱いの難しさ: ジャンク品は、見た目だけでは状態を判断できない。 専門知識と慎重な作業が必要。
  • 思い込みの危険性: 自分自身の推測や思い込みに囚われず、様々な角度から状況を判断する重要性。

お嬢様の5万円の投資は無駄に終わりましたが、この経験は今後のPS5修理に活かされることでしょう。 そして、ジャンクの妖精の助けもあり、新たな挑戦の始まりを感じさせる、そんなエンディングとなりました。 次回、お嬢様は一体どのような挑戦をするのでしょうか? 乞うご期待!