人気急上昇からワンクール化?「NiziU」の現状と今後の展望
- 2025-01-04
人気急上昇からワンクール化?「NiziU」の現状と今後の展望
はじめに:NiziU旋風と「ワンクール化」の噂
皆さん、こんにちは!ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙です!最近、霊夢はサバイバルオーディション番組にはまっているんだって!
「そうそう!サババンね!」
アイドルを目指す練習生たちが様々なミッションに挑戦する姿に感動する人が続出しているそうよ。2023年7月には「サババン大豊作月間」なんて言われたくらい、近年のオーディション番組ブームは凄まじいものがありますね。
特にK-POPのサバイバルオーディション番組は日本でも大人気! そんな中、日本で注目を集めたオーディション番組といえば、2009年に始動した「Nizi Project」ですよね。
「もちろん知っているわ!サババンが流行したきっかけになったと言っても過言ではないNizi Proの事でしょう?」
この番組から誕生したNiziUは、デビュー前から大人気のガールズグループだったのです。
しかし…最近、ネット上では**「NiziUがワンクール化してしまった」**という噂が広まっているんです!一体どういうことなのでしょうか?
今回は、NiziUを取り巻く状況を徹底的に分析し、その人気の推移や「ワンクール化」の噂の真相に迫ります!
NiziUとは?圧倒的な存在感を放ったデビューから現在まで
まずは、NiziUについて簡単に復習していきましょう。
NiziUは、日本のソニーミュージックと韓国のJYPエンターテインメントによる日韓合同オーディションで、約1万人の中から選ばれた9人組ガールズグループです。
2020年6月、プレデビュー曲「Make you happy」で鮮烈なデビューを果たしました。縄跳びダンスが社会現象になるほどの大ヒット!この曲は全世界の音楽チャートで100冠を達成し、ストリーミング再生回数、ミュージックビデオのYouTube再生回数ともに3億回を突破するなど、その勢いはとどまる所を知りませんでした。
「3億回だって!?プレデビューで3億回は凄すぎ!」
2020年12月には「Step and a step」で念願のデビューを果たし、第62回日本レコード大賞で特別賞を受賞。デビューからわずか29日で第71回NHK紅白歌合戦に初出場するなど、圧倒的な存在感を示しました。紅白歌合戦への史上最速出場という快挙は、多くのメディアで取り上げられましたね。
NiziUの快進撃は、これだけで終わらないのです。
2022年8月に行われた初の単独アリーナツアーでは、チケットは発売開始からわずか10分足らずで即完売!同年11月には初のドーム公演「Burn it up」も4公演全てが完売という結果に。
アリーナツアーとドームツアーを合わせた動員数は33万人!デビューから約1年11ヶ月でのドーム公演は、女性アーティスト史上最速記録となりました。
「ワンクール化」の噂:ミュージックビデオ再生回数の減少と様々な憶測
そんな大人気グループが「ワンクール化」なんて、一体どういうことなのでしょう?
ネット上で「ワンクール化」と言われる理由として、最も多く挙げられるのは、ミュージックビデオの再生回数減少です。
プレデビュー曲「Make you happy」を超える勢いの楽曲が無く、2022年12月にリリースされた「Blue Moon」の再生回数は2024年3月時点で約1100万回と伸び悩んでいるようです。
「まあ、3億回に比べたら少ないかもしれないけど…」
その後、2023年3月に発売された「Paradise」で持ち直したものの、同年7月発売の「Coco Nuts」の再生回数も低迷していることが伺えます。「Coco Nuts」はセカンドアルバムとして発売された楽曲ですが、ファンからはジャケット写真が酷すぎると話題になってしまったのです。
「どんな写真だったのかしら?」
「Coco Nuts」のジャケット写真には、NiziUのメンバーが写っているのですが、ネット上では「ダサすぎる」と騒がれ、運営のセンスに疑問を呈するファンが続出しました。
ジャケット写真の問題だけでなく、X(旧Twitter)などでは**「曲が微妙」**という声も上がっています。特に「Blue Moon」のようなバラード曲は、NiziUのイメージに合っていないと感じる人が多いようです。
「Blue Moon」は綺麗な歌声が魅力的だったけど、ダンスを封印したことで、NiziUの元気でポップな曲を好む人には合わなかったのかもしれませんね。
しかし、元気でポップという印象が強すぎるあまり、小学生向けでダサいと感じてしまう人もいるらしいのです。さじ加減が難しいものですね。
ターゲット層の低年齢化とコラボ商品への反応
小学生向けと聞いて思い出したのですが、NiziUってゲームとコラボしていませんでしたっけ?
「たまごっちスマートのスペシャルサポーターにNiziUが就任し、2021年11月にはコラボ商品が発売されていたよな。」
ゲームに登場するNiziUの公式キャラクターが可愛すぎるんですよね!確かに可愛い商品だとは思うけれど、これによってターゲット層が低年齢化していることがはっきりしましたね。このコラボ商品に困惑したファンもいるようです。
「とにかく可愛いけど、大人には買いづらい商品なのかも。」
また、2022年4月にリリースされた「ASOBO」も、幼い、低年齢向けといった意見があったようです。「可愛さ」では前作のミュージックビデオを上回ったものの、これもまた合わない人もいたようですね。
X(旧Twitter)には、「中途半端」という意見もありました。これは、映画「ドラえもんのび太と空の理想郷」の主題歌である「Paradise」が原因です。
「ドラえもんの映画主題歌って毎年実力派アーティストが選ばれてるけど、今年はゲンメツした。最近はK-POPとしてもJ-POPとしても中途半端で売りがよく分からなくて迷走してる」
という意見が寄せられています。
K-POPとJ-POP、どっちなの?という疑問も残ります。ジャンルとしてはどちらも含んでいるので、K-POPともJ-POPとも言えるでしょう。NiziUの日本語曲は、K-POPファンには物足りない、J-POPファンはK-POPの印象を感じ取れるから中途半端な楽曲調が微妙だと感じる人が多いようです。
メディア露出の減少とK-POP第4世代との比較
なんと難しい立ち位置になってしまっているのでしょうね…。さらに、ネットの情報によると、かつて200万人以上いたInstagramのフォロワー数が2021年頃一気に減少したとのこと。ライトなファンによるファン離れがあったことから、人気が落ちたと感じた人は多かったようです。
「ファンが固定化されたとも言えそうね。」
そして、「ワンクール化」した理由として、K-POP第4世代のガールズグループの勢いが凄いという意見もありました。ITZY、aespa、NewJeansなど、2018年以降にデビューを果たしたグループのことですね。第4世代はデビュー当時から歌やダンスが上手く、格段にレベルが高いという特徴があります。
「ハイレベルな第4世代の影響もあったのね。」
しかし、NiziUの合格者のほとんどは一般人からデビューしているため、練習生期間を経てデビューしたK-POPアイドルと比べると実力が足りないように見えてしまうのも当然のことですよね。
比較すること自体が間違っているのかもしれませんわ。
他にも、ネット上では「NiziUがゴリ押しされている」という批判的な意見もありました。「どんなところがゴリ押しなのかしら?」
まず、日本テレビで放送されていた「スッキリ」でたびたび特集が組まれていたこと。スッキリは2023年3月に放送終了しましたが、その3年前から打ち切りの方向で話が進んでいましたね。そんな時にNiziUの特集があったのです。
コロナでのステイホーム中、普段スッキリを見ない中学生の視聴者が増え、視聴率を盛り返し番組継続につながったと関係者は明かしているようです。こうした背景から、スッキリへの出演が多くなった可能性もありそうですね。
また、日本テレビ系「金曜ロードショー」でNiziUのリーダー、マコさんの姉である山口敦子さんが出演したこと、同放送局の「マツコ会議」にNiziUのプロデューサーであるJ.Y. Parkさんが出演したことが、「日テレのゴリ押し具合がヤバイ」と言われる原因になったらしいのです。
メンバーの姉やプロデューサーまでテレビ出演していたのね!ファンの間では「ゴリ押し感でNiziUの人気を落とさないで」といった日本テレビへの批判もあったようです。
さらに、NiziUはデビュー前からレコード大賞や紅白歌合戦出場が決定していたため、最速出場という快挙がゴリ押しに感じてしまった人もいたようですね。この過度なメディア露出によって、デビュー前なのに色々なところで取り上げられるため、新鮮味がなくなってワンクール化していると感じる人が増えてしまったようです。
実力とは関係ないところで、そうした見方をされてしまうのは、残念に思うファンも多いのではないでしょうか。
メディア露出の減少と「カムバ」の文化
一方で、メディア露出が減ったと感じている人もいるので、解説していきましょう。「ワンクール化」と言われる一番の理由は、SNSの更新頻度やテレビ出演が減ったこととネット記事には書かれています。
確かに、歌番組や紅白歌合戦、CMや雑誌に忙しくしていたデビュー直後と比べると、露出が減ってきたように感じますわ。実はこれには、韓国と日本との風習の違いが関係していると言われているんです。
韓国のアーティストは、アルバム制作やパフォーマンスの練習などを行う準備期間を経てから、音楽番組やバラエティ番組、イベントなどに活発に表舞台に出る活動期間(通常「カムバック」期間)を過ごすのです。「カムバ」のことなら知っているわ。新曲や新アルバムを発表する日よね!
カムバしたアイドルは、多いときには1ヶ月間、少なくても1週間は連続して番組に出演するそうですが、準備期間中はメンバーの姿を見る機会が減ってしまうのですね。
なるほど!つまり、NiziUのメディア露出が減ったと言われる時期が準備期間だったってわけね!さすが霊夢、サババンにはまっているだけあるな!
「まあね!」
カムバは日本のアイドル界にはない風習なので、準備期間中に消えたと思われてしまう傾向にあるのです。こうした理由もあって、1年間ずっとテレビに出続けるというのは難しいのかもしれませんね。
韓国での活動と今後の展望
NiziUの人気が落ちたわけではなさそうね。それを証拠に、2023年10月に公開された韓国のデビュー曲でもある「HATRI」のミュージックビデオの再生回数は、2024年3月時点で7000万回以上を記録しているんです!
「1100万回となった『Blue Moon』と比べると、その差は歴然としているわ。」
さらに、韓国の音楽ランキング番組「ショーチャンピオン」で1位を獲得したのです!韓国でも1位を取ったなんて、より一層嬉しいわね!これは韓国でも人気と言っていいのかな?
確かにそう思うのも無理はないけれど、実はこの1位、投票による要因が大きく、日本のファンが団結して投票を続けたからではないかとも言われているようです。
じゃあ、この結果だけでは韓国で人気とは言えないのね。人気がないというよりは知名度が低いとネット記事には書かれていますね。
ただ、音楽番組でのNiziUに対する韓国の反応は、「韓国語の発音が良い」「心に響くメロディーと歌が特徴的で勇気が貰える」といった肯定的なものが多かったので、今後の韓国番組への出演で認知度や人気が高まるのではないでしょうかと報じるメディアもあるんです。
まとめ:ワンクール化ではなく、新たなステージへ?
今回はNiziUのワンクール化について解説してもらったけど、まだまだ勢いは止まらなそうね。
2024年3月15日に公開された映画「恋は雨上がり」では、新曲「Sweet Nonfiction」が主題歌に起用され、なんと本編にも出演しているというんです!
「映画初出演とは熱すぎだわ!」
さらに2024年6月~7月にはNiziU初のファンミーティングが開催決定しているし、2024年4月26日からはNiziU初のポップアップストアが期間限定でオープンするそうです!
「NiziUのお店なんて気になるすぎる!」
2024年も大活躍の1年になりそうね。彼女たちの今後の活躍も楽しみだな!
それでは今回はここまで!ご視聴ありがとうございました!