楽器ができるアイドルたち！K-POP界のマルチタレントな才能に迫る！
- 2025-02-13
楽器ができるアイドルたち！K-POP界のマルチタレントな才能に迫る！
K-POPアイドルは、歌やダンスだけでなく、多様な才能を持つことで知られています。今回は、その中でも特に楽器演奏の才能に秀でたアイドルたちを、グループごとにご紹介します。彼らの隠れた才能や魅力を深掘りすることで、K-POPの魅力をさらに深く理解できるでしょう。
Red Velvet ウェンディ：類まれな歌唱力とマルチリンガルな才能
Red Velvetは、SMエンターテインメント所属の5人組ガールズグループです。「キュートでカラフルな印象のRed」と「クールで大人っぽい印象のVelvet」という2つのコンセプトを融合し、幅広い音楽性を展開することで知られています。
そのRed Velvetのメインボーカルを務めるウェンディは、類まれな歌唱力とマルチリンガルな才能で知られています。本名はソン・スンワン。12歳の時にカナダへ留学し、カナダ国籍と韓国国籍の両方を取得しています。ウェンディという名前は、留学時の英語名に由来します。
2006年からアメリカの学校にも通っていたため、英語が堪能なだけでなく、フランス語とスペイン語も話せるマルチリンガルです。高校時代は合唱団に所属し、ソプラノを担当。2年連続でボーカル賞とミュージシャン賞を受賞しており、当時から高いボーカルスキルが注目されていました。
SMエンターテインメントのグローバルオーディションに合格する以前から、ソウルやゴスペルをメインに歌う様子をYouTubeなどに投稿し、高い評価を得ていました。Cubeエンターテインメントのオーディションに参加した経験もある彼女の実力は、本物です。
さらにウェンディは、驚くべき学力も持ち合わせています。学生時代からずば抜けた成績優秀者として知られており、アメリカの有名高校で、優秀な生徒にのみ与えられるオバマ大統領賞を受賞した経歴も持つ秀才です。
グループでは圧倒的な歌唱力を活かしメインボーカルを担当するだけでなく、ラップやビートボックスまでこなすオールラウンダー。デビュー当時から「SMの最終兵器」と称されたほどの高い実力と、音楽好きの家庭環境で培われたハイレベルな音楽センスと音感は、彼女の魅力をさらに際立たせています。ピアノ、ギター、フルート、サックスを演奏できるのも、ウェンディの大きな魅力です。
BLACKPINKのロゼと仲が良いことでも知られ、事務所への入社時期や誕生日、グループ内でのポジション、家族構成など共通点が多く、ファンからは「2TOP」や「ゴールデンコンビ」と呼ばれ親しまれています。
TREASURE ピヨンジュン：類まれな語学力と安定した歌唱力
TREASUREはYGエンターテインメント所属の2019年デビューの5人組ボーイズグループです。メンバー最年少メンバーであるピヨンジュンは、ハワイ州ホノルル出身のアメリカ国籍を持つメンバーです。Kep1erのヒュニンバヒエの兄としても知られています。
ピヨンジュンは韓国語だけでなく、英語、ポルトガル語、中国語を話すマルチリンガル。日本語活動の際には流暢な日本語を披露し、ファンを驚かせました。
父親が中国で音楽家だったこともあり、音楽の道を目指したピヨンジュンは、自身の実の姉と共に芸能事務所のオーディションを受けましたが、合格には至りませんでした。しかし、そのオーディションを担当していたスタッフの1人が彼の才能に注目し、YGエンターテインメントに採用されました。
中学生の頃にオーディションを受け、練習生として活動を始めました。ブラジル系アメリカ人と韓国人の母親を持つハーフであるピヨンジュンは、高い身長と透き通る白い肌、すらりと通った鼻筋が魅力的だと評判で、ビジュアル担当と言われています。
幼い頃からピアノやドラムなど複数の楽器を演奏していた経験から高度な音楽スキルを持ち、安定した確かな歌唱力とまっすぐな歌声でグループのメインボーカルを担当。ラップも得意と言われ、アルバム楽曲制作にも参加するなど、多方面で才能を発揮しています。
ステージではパワフルでキレのあるダンスを披露しファンを魅了しますが、普段はマンネらしく可愛い性格で、ぬいぐるみを集めることが大好きという一面も持ち合わせています。デビュー当時より身長が20cm以上も伸び、体力作りにも力を入れているためスタイルが引き締まり、ぐっと大人っぽくなったとファンの中で噂になっています。
その類まれな美しいビジュアルを活かし、GQ KOREAなどの様々な雑誌の表紙を飾っており、今後の音楽活動だけでなく、モデルなど幅広い活躍にも期待されています。
ENHYPEN ジェイ：クールなビジュアルと流暢な日本語
ENHYPENは、BELIFT LAB所属の、サバイバルオーディション番組「I-LAND」から誕生した7人組グローバルボーイズグループです。ジェイは両親ともに韓国人ですが、9歳までアメリカ・ワシントンで過ごしたため、アメリカ国籍と韓国国籍の両方を取得しています。
子どもの頃からダンスが好きで、BTSにあこがれていたというジェイは、メンバーのジョンウォンと同じくSMエンターテインメントで練習生として過ごした後、2017年にBELIFT LABのオーディションを受けて練習生となり、「I-LAND」に参加しました。
英語、韓国語、そして独学で勉強したという日本語はネイティブのようだと評判で、日本活動時には日本人メンバーであるニキに劣らない程堪能な日本語を披露し、ファンを驚かせました。
グローバルグループの楽曲制作には多言語対応が必要不可欠です。ジェイの才能は日本語にも及んでおり、グループの楽曲制作にも大きく貢献しています。例えば、グローバルグループとのコラボレーション楽曲では、自身のパートを日本語で作詞したほどです。その日本語の実力はK-POPアイドルの中でもトップクラスと称されるほどです。
クールで大人っぽいビジュアルの持ち主ですが、普段は明るくてユーモアが大好きで、コンテンツ内でもメンバーにユニークなことを言って笑わせたり、メンバーからいじられたりする姿がよく見受けられます。
裏表のないまっすぐな性格の持ち主で、「I-LAND」でも苦手な高音パートを積極的に立候補し、最後まで諦めずに取り組む姿勢はファンだけでなく多くの視聴者に感動を与えました。難易度の高いパフォーマンスも一生懸命努力してこなしていく彼の姿は、所属事務所からも「こだわりが強い性格が彼の魅力」と絶賛されています。
インタビューでは、趣味をエレキギターを弾くことと答えており、ギターを自宅と会社に1本ずつ置いて、合間を見て練習しているそうです。他にもベースギターやピアノ、ドラム演奏にも興味があり、ハーモニカやサックスといった楽器も習ってみたいと答えています。特にハーモニカは魅力的でかっこいい楽器だと感じているため、いつか演奏してみたいと話しています。
SEVENTEEN ウジ：天才プロデューサーと天使の歌声
SEVENTEENは、楽曲制作、ダンス全てをセルフプロデュースする自作曲アイドルとして活動している13人組ボーイズグループです。
メンバーのウジは、グループの楽曲の作詞、作曲、編曲を担当し、高い音楽センスの持ち主としてSEVENTEENを支える存在であると称されています。子どもの頃から歌がずば抜けて上手いと評判で、2011年、Pledis Entertainmentのオーディションに合格し、練習生となりました。
2015年MBC MUSIC「SEVENTEEN Project デビューサバイバル」のテーマ曲を作詞作曲し、デビュー前から世界にそのスキルの高さを知らしめました。デビュー曲である「Adore U」を始め、ほぼ全ての楽曲に関わっており、その音楽スキルはグループのプロデュースのみに留まらず、これまでエイリーやNU’ESTのベクホのソロ曲、fromis_9の楽曲制作にも参加し、高い評価を得ています。
2021年の「2021 Asia Artist Awards」でベストプロデュース賞を受賞したウジは、2023年にはSEVENTEENとKAT-TUNがコラボした楽曲「BEGING」でも作詞作曲を担当し、日本で大きな話題となりました。
日本のアニメ好きとしても知られ、日本でファンミーティングで訪れた際には、ライブ配信で6時間にも渡ってアニメ愛を語り、ファンを驚かせました。アニメ「SPY×FAMILY」が好きだと明かし、オープニング曲を担当したOfficial髭男dismの楽曲「ミックスナッツ」をカバーした動画を投稿し、反響を呼んでいます。
「天使の歌声」とも称される美しいハイトーンボイスは、聴く人の心を掴み、表情豊かに歌い上げる彼の歌声は「唯一無二」と称されています。天才プロデューサーという称号を与えられ、高いボーカルスキルで圧倒的な存在感を示すウジは、幼い頃からギターやピアノ、ドラムなど様々な楽器を演奏していたことでも有名で、小学3年生から中学生まではクラリネットも学んでおり、当時から音楽的才能の高さが注目されていたそうです。
TWICE ダヒョン：圧倒的な存在感とファンへの愛情
TWICEはJYPエンターテインメント所属で、アジアで最も人気のある9人組ガールズグループと称され、国内外から高い人気を博しています。
メンバーのダヒョンは中学生の頃、青少年ダンス大会に出場するために自ら音楽編集を手掛け、振り付けを考案したダンスを披露したところ、JYPエンターテインメントの関係者の目に留まり、スカウトされて練習生となりました。
練習生時代には、事務所の先輩であるGOT7のミュージックビデオにヒロイン役として出演した際、表情豊かで存在感があると評判になり、高い演技力が評価され、デビュー前から大きな注目を浴びていました。気さくで飾らない性格の持ち主で、バラエティ番組などでは自然な明るい雰囲気を放ち、男性だけでなく女性からも高い支持を受けています。
サバイバル番組「SIXTEEN」に出演した際に披露した鷲ダンスが個性的でユニークであると高評価を受け、ダヒョンのパフォーマンスに審査員のパク・ジニョンが大笑いしたというエピソードも有名です。
ダヒョンはファンを大切にする姿勢が素晴らしいと評判で、ステージが終了しても最後までステージに残ってファンに対してサービスを続けていたため、メンバーが彼女を連れ去って強制的に退場させたという話もあるそうです。
マレーシアで開催予定だったコンサートが中止になった際も、集まったファンに涙を流して対応するなど、ダヒョンの人柄の良さが感じられるエピソードです。
類まれな美しい肌を持つダヒョンは、K-POP界でもトップクラスレベルの白い肌であると評判で、「豆腐」というニックネームをつけられています。ステージ上でも彼女の肌の白さが際立つことから、メンバーたちから「ダヒョンは常にスポットライトが当たっているみたい」と羨ましがられているのだとか。
現在、世界的ブランドMichael Korsのグローバルアンバサダーに就任し、グループのパフォーマンスとはまた違った世界観を披露し、ダヒョンの新たな魅力を世界に知らしめています。小学生の頃から独学で学んできたというピアノが得意で、どんなジャンルの曲も難なく演奏できるという高いスキルを持っています。配信された動画内では、メンバーがランダムに引いた鍵盤の音を全て見事に言い当て、絶対音感の持ち主であることを証明しました。
ZEROBASEONE ジャンハオ：秀才アイドルの驚異的な音楽性
ZEROBASEONEは、Mnetによるオーディション番組「BOYS PLANET」により選ばれた9人組ボーイズグループです。グループのセンターを務めるジャンハオは、中国福建省出身で、「BOYS PLANET」では最終順位1位でデビューをつかんだ実力者です。
中国出身の参加者が韓国アイドルのオーディションで1位を獲得するのは史上初ということもあり、大変注目されました。学生時代から成績優秀者であったジャンハオは、中国の名門校である中国地質大学に進学しましたが、音楽を学びたいという思いから翌年に中国の大学入学共通テストを受けて1位を獲得し、福建師範大学の音楽教育学部に見事首席で合格し、再入学を果たしました。
大学では高校の教員免許も取得し、特殊エリートコースを歩んでいましたが、歌やパフォーマンスが好きで、K-POPアイドルにあこがれていたため、いつの間にかアーティストになりたいと思うようになっていたと明かしています。
大学に通いながらダンス教室に通ったり、ストリートライブを行っていたジャンハオは、自身のダンス動画をSNSで公開したところ、WAKEONEエンターテインメントからスカウトを受け、大学院への進学をやめて韓国へ来ることを決意しました。
「BOYS PLANET」では当初からダンス、ボーカルレベルの高さと彼の持つスター性が注目され、特に歌唱では広い音域と安定した音程、声量の豊かさが評価されていました。ずば抜けた成績で高校首席、甘く爽やかなビジュアルも兼ね備えており、グループのオールラウンダーとの呼び声が多く上がっています。
ジャンハオは大学ではオーケストラに在籍していたという経歴を持ち、バイオリンの実力はプロ級であるとも言われています。「BOYS PLANET」でもベートーベンなどのクラシック楽曲だけでなく、K-POPの楽曲の演奏も披露し、そのスキルの高さに大きな反響を呼びました。
2022 MAMA Awardsではグループの楽曲「Here I Am」をバイオリンでソロ演奏し、見事な腕前を披露しています。バイオリンだけでなく、ピアノやチェロといった楽器も演奏できるという音楽的才能にも恵まれています。
あらゆる面で才能豊かなジャンハオですが、性格は意外にも涙もろく、普段はガールズグループの振り付けを踊ったり、面白い声を出すことで周囲を笑わせたりするというユーモアのある一面を持ち、そんなギャップに惹かれるファンが多いと言われています。
RIIZE アン・トン：高身長と多様な才能が魅力のマンネ
RIIZEはSMエンターテインメント所属で、様々な国籍を持つ6人で構成されるグローバルボーイズグループです。デビュー直前に楽曲「Siren」のミュージックビデオが公開されると、メンバーの高いダンススキルと端正なビジュアルが注目され、デビュー前にも関わらずInstagramのフォロワーが150万人を超える記録を達成しました。
メンバーのマンネであるアン・トンは、アメリカで生まれ育ち、アメリカ国籍と韓国国籍の両方を取得しています。彼の両親は、韓国の作曲家兼ミュージシャンであるコンサンと、元女優のシム・ウンジという有名人であることも大きな話題となりました。
5歳の頃から始めた水泳では、ジュニアの水泳選手として活躍し、ニュージャージー州で1位を獲得したり、アメリカのジュニア全体10位という素晴らしい記録を打ち出しています。その後、K-POPアーティストを目指したアン・トンは、アメリカの学校を自主退学して渡韓し、SMエンターテインメントに応募して練習生となりました。
両親譲りの高い音楽的才能の持ち主で、練習生時代に作曲家である父親から映画のサウンドトラックへの参加を打診されると、たった1晩で作品を作り上げ、周囲を驚かせたというエピソードを持っています。「王子様」と呼ばれる甘いルックスと、184cmという高身長、水泳で鍛え上げた逆三角形で引き締まった筋肉質な体型とのバランスがファンの中で話題となり、グループのビジュアルメンバーの1人に挙げられています。
性格は恥ずかしがり屋で人見知りという一面を持つアン・トンは、声が小さいことでも有名で、メンバーからもよく声の小ささをいじられています。2024年に日本で開催された初の単独公演で、ゲーム配信の罰ゲームとして課せられた「日本の街中で大声で自己紹介をする」様子を公開し、ファンの笑いを誘っていました。
幼い頃から水泳選手と並行して、学校のオーケストラでチェリストとして活動しており、その腕前は高い評価を受けています。チェロの演奏だけでなく、ピアノ演奏も得意と言い、彼の持つマルチな才能がグループの楽曲作りにも今後活かされることが期待されています。
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