失敗しないMac選び!2024年最新モデル徹底解説と購入ガイド
- 2024-12-15
失敗しないMac選び!2024年最新モデル徹底解説と購入ガイド
皆さん、こんにちは!Ahiyaです。今回は、失敗しないMacの選び方を徹底的にご紹介していきます。最近、Macシリーズが新しくたくさん発表されましたよね。今回、Appleさんからロサンゼルスのイベントに招待していただき、現地まで行って先行レポートをさせてもらったり、日本に帰ってきてMacBook Pro、Mac mini、iMacのレビューを全てお届けしたかと思います。
しかし、そもそもMacが欲しいけど、どれを購入すればいいのか、Macのラインナップが多すぎて分からない、学生だけど高すぎて買えない、など色々な思いがあると思います。
今回は、そんな方々に向けて、おすすめMacと安く購入する方法、そして学割についても解説していきます。この記事を読めば、あなたに最適なMacが分かるはずです!
Mac選びで重要な3つのポイント
Macを選ぶ上で重要なポイントは3つあります。
- チップ
- メモリ
- ストレージ
この3つが、Macの性能に大きく影響します。
1. チップ:Appleシリコンの圧倒的な進化
近年(2020年以降)、MacはAppleが独自開発したチップを搭載しています。これが「Appleシリコン」と呼ばれるもので、M1、M2、M3、そして最新のM4まで進化を遂げています。それ以前のMacはIntel製のチップを搭載していました。
今買うなら、絶対にAppleシリコンにしてください!
Appleシリコンになったことで、性能が大幅に向上し、発熱も少なくなり、エラーも起こりにくくなりました。動作も非常にスムーズで快適です。Appleシリコンが誕生して約4年が経ち、ソフトウェア側もAppleシリコンに対応が進んでいるため、より円滑な動作が期待できます。
結論:Appleシリコン搭載モデルを選びましょう!
2. メモリ:マルチタスクの快適さを決める
メモリは、何GBという単位で表されます。ストレージとは別物で、メモリは作業中のデータを一時的に保存する場所です。
メモリ容量は、8GB、16GB、32GB、48GB、64GB、128GBなどがあります。メモリ容量が大きければ大きいほど、マルチタスク(複数のアプリケーションを同時に実行)が容易になります。
メモリはデスクの広さに例えられます。デスクが広いほど、多くの作業を同時に行えます。動画編集しながら画像編集したり、動画を再生しながらFinderをいじったり、Webを見たり…同時に複数の作業を行う方は、メモリ容量が重要になってきます。
Appleシリコンに関しては、M1でも十分な場合もありますが、16GB以上がおすすめです。特に、Appleインテリジェンス(AI機能)を使う場合は16GB以上がないと少し苦しく感じるかもしれません。
現在のApple Storeで購入できるMacは、メモリ容量の最低ラインが16GBとなっています。中古やAmazonで購入する場合は、8GBのモデルも購入可能ですが、AI機能を使うことを考えると16GB以上が望ましいです。私は96GBというハイパワーなものを利用していますが、メモリ容量によっても体感速度は変わってきます。
3. ストレージ:容量と速度のバランス
ストレージは、PCにどれだけのデータ(写真、動画、アプリなど)を保存できるかを示します。容量は、256GBが最低ラインです。iPhoneやスマホのストレージ容量と比較するとイメージしやすいですね。
PCでは256GBは少し少ないですが、後から増やすことができます。SSD(外付けハードディスク)を購入してMacに接続すれば、2TB、4TBといった大容量を追加できます。
私は512GB以上あると作業しやすいと感じています。写真や動画データをあまり扱わない方は256GBでも十分でしょう。
Macのラインナップ:それぞれの魅力と違い
では、実際に現在販売されているMacのラインナップを見ていきましょう。
1. MacBook
- MacBook Air: 軽量で薄く、持ち運びに便利。ファンレス設計で静音性が高い。
- MacBook Pro: 高性能でパワフル。ファン搭載で高負荷な作業にも対応。
MacBookはAirとProの2種類しかありません。以前は無印のMacBookもありましたが、現在はAirとProに統合されています。
MacBook AirとMacBook Proの違い
項目 | MacBook Air | MacBook Pro |
---|---|---|
厚さ、重さ | 薄型軽量 | 厚型重量 |
ポート類 | USB-C 2ポート、MagSafe | USB-C 2ポート、MagSafe、HDMIポート、SDカードスロット、ヘッドホンジャック |
ファン | 無し | 有り |
スピーカー | ステレオ | 高音質ステレオ |
ディスプレイ | 綺麗 | Retina XDRディスプレイ、ProMotion対応 |
MacBook Proの方が高性能で、より多くのポートを搭載しています。しかし、その分、重く、厚くなっています。MacBook Airはファンレスで静音性が高いのが特徴です。
スピーカーの音質も大きく違います。実際に聞いてみてください。(音声データによる比較を想定)
私は、多くのユーザーにとってMacBook Airで十分だと考えています。
2. デスクトップ型Mac
デスクトップ型Macには、iMac、Mac mini、Mac Studioがあります。これらのモデルは持ち運ぶことを前提としていないため、より大きなディスプレイや高性能なCPU、GPUを搭載できます。
- iMac: 美しいデザインと高性能なディスプレイが特徴。オールインワンPCで手軽に使える。
- Mac mini: コスパに優れ、コンパクトなボディが魅力。周辺機器を別途購入する必要がある。
- Mac Studio: 最高峰のパフォーマンスを発揮する、プロフェッショナル向けのモデル。価格は高め。
Mac mini:コスパと拡張性のバランス
Mac miniは、M4チップを搭載し、9万円から購入できます。USB-Cポートを前面に2つ、背面に3つ、HDMIポートとイーサネットポートも搭載し、拡張性も高いです。
**Mac miniは13年ぶりのフルモデルチェンジを果たした、非常に魅力的なモデルです。**デザイン、サイズ、性能が大幅に向上しています。
ただし、モニター、キーボード、マウスは別途購入する必要があります。しかし、比較的安価な周辺機器でも十分活用できます。例えば、Xiaomiの24インチフルHDモニターは1万円台で購入できます。
Mac miniの良い点は、電源ケーブル1本で接続できる手軽さです。HDMIポートを使ってモニターに接続し、キーボードとマウスを用意すればすぐに使えます。Apple純正の周辺機器だと高価ですが、安価な代替品もたくさんあるので、予算を抑えることも可能です。
iMac:オールインワンの手軽さと美しいデザイン
iMacは、M4チップ搭載モデルのみです。オールインワンPCなので、セットアップが簡単で、美しいデザインも魅力です。
しかし、注意すべき点があります。最低価格のモデルでは、背面ポートがUSB-C 2ポートしかなく、SDカードスロットやHDMIポートがありません。また、Touch ID付きキーボードが付属しないモデルもあります。
私はiMacのM4モデルのレビュー動画も作成していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
Mac Studio:プロフェッショナル向けのパワフルなマシン
Mac Studioは、Miniよりもさらにパワフルなモデルで、プロフェッショナル向けのモデルです。価格は高めですが、非常に高い性能を発揮します。
どのMacがおすすめ?
ほとんどの方はMacBook Airで十分だと思います。特に、M2、M3チップ搭載モデルは非常に優秀です。
私はメインマシンとしてMacBook Proを使っていますが、MacBook Airでも4K動画編集や写真編集、デザイン作業など、ほとんどのことは問題なくこなせます。
最も安く済ませたいなら、M2チップ搭載のMacBook Airがおすすめです。14万円から購入でき、メモリ容量は16GBからなのでAppleインテリジェンスにも対応しています。
ただし、M2モデルの256GBストレージモデルはSSDの速度が遅いので注意が必要です。512GBモデルをおすすめします。
最近、私はApple StoreでM3チップ搭載のMacBook Air(16GBメモリ、512GBストレージ)を購入しました。M4チップ搭載のMacBook Pro発売に伴い、M3 Airのメモリが8GBから16GBにアップグレードされ、価格は据え置きになったため、非常にコスパの良いモデルとなっています。
プロフェッショナル向け:MacBook ProとMac mini
動画編集や映像制作など、より高度な作業を行う方は、MacBook ProやMac mini(M4 Pro搭載モデル)がおすすめです。特に、動画の書き出し速度を重視する場合は、M2 Max搭載のMacBook Proが圧倒的に高速です。動画編集ではGPU性能が非常に重要になってきます。
大きさ:13インチか15インチ?
MacBook Airは13インチと15インチモデル、MacBook Proは14インチと16インチモデルがあります。
95%の方は、小さい方を選びましょう!
大きいモデルは持ち運びが大変です。特に16インチモデルは本体だけで約2kgあり、ケースや周辺機器、充電器などを含めると3kg〜4kgにもなります。飛行機の機内持ち込み制限(LCCでは7kg)に近づき、さらにカメラなどを入れてしまうと何も入らなくなってしまいます。
スタバなどの丸テーブルでは、後ろに置かないとコーヒーを置けなくなります。飛行機では、特にLCCでは16インチは座席のテーブルに収まらないことも多く、ドリンクホルダーに置けなくなります。
大画面で見たい場合は、外付けモニターを購入して、クラムシェルモード(MacBookを外部ディスプレイに接続して使うモード)を利用しましょう。
購入タイミングと安く買う方法
Macを購入するベストなタイミングは今です。Macは完成度が高く、新型を待つ必要性があまりありません。iPhoneも最新モデルでなくても十分に良いですよね。
ただし、どうしても気になる場合は、iPhoneの新製品発表(9月頃)とMacの新製品発表(10月頃)を目安にしましょう。MacBook Airは春にも発売されることがあります。
安く購入するには、Amazonを利用するのも1つの方法です。AmazonではApple Storeよりも安く購入できる場合があります。また、学割も活用しましょう。Appleのサイトから学生・教職員向けのページで割引価格で購入できます。
さらに、整備済み製品もおすすめです。Appleが整備した中古製品で、新品とほぼ変わらない状態で、価格が大幅に安くなっています。私はM2 Max搭載のMacBook Proを整備済み製品で55万円で購入しました。新品だと70〜80万円するところを大幅に安く購入できました。整備済み製品は、過去の世代のモデルも入手できるので、CPU、GPU性能を重視する方は、M2 Max搭載モデルがおすすめです。M4 ProよりもM2 Maxの方が書き出し速度が速い場合もあります。
整備済み製品はカスタムできないというデメリットもありますが、Twitterで整備済み製品情報を発信するbotなどを活用すると、欲しいスペックの製品を入手しやすくなります。
まとめ
この記事では、Macの選び方、おすすめのモデル、購入タイミング、安く買う方法について解説しました。
- ほとんどの人はMacBook Airで十分
- 高性能を求めるならMacBook ProまたはMac mini M4 Pro
- 持ち運びやすさを優先するなら13インチモデル
- コスパが良いのはMac mini
- デザイン重視ならiMac
- 安く買いたいならAmazonや学割、整備済み製品を利用
Macは、あなたがやりたいことを実現するための強力なツールです。この記事を参考に、自分にぴったりのMacを選んで、充実したMacライフを送ってください!
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