Macの外部ディスプレイ接続台数制限:その謎を解き明かす!

Macの外部ディスプレイ接続台数制限:その謎を解き明かす!

Macの外部ディスプレイ接続台数制限:その謎を解き明かす!

インフルエンザでダウンしながらも、皆さんに役立つ情報を届けたい!今回は、Macに接続できる外部ディスプレイの台数制限について、できるだけ分かりやすく解説していきます。

インフルエンザからのリハビリ配信!

皆さん、こんにちは!インフルエンザにかかってしまい、現在リハビリ中です。10人近くの病院に断られ、やっと1ヶ所で診察を受け、インフルエンザA型と診断されました。57年生きてきて初めてのインフルエンザ薬、イナビルを服用。薬物アレルギー持ちの僕ですが、「大丈夫ですよ!」と言われ服用したところ、翌日夜から熱が下がり始めました。現在も若干のダルさや頭痛が残っていますが、鼻声もまだ治ってないので、リハビリがてら皆さんに役立つ情報を配信しようと思います!

Macのディスプレイ接続台数の謎

今回のテーマは 「Macに接続できる外部ディスプレイの台数はなぜ制限されているのか?」 です。この疑問について、専門用語を極力使わずに解説していきます。

ディスプレイ接続台数を決定づける「ディスプレイパイプライン」

まず、Macに接続可能な外部ディスプレイの台数は、「ディスプレイパイプライン」 の数によって決まっています。このディスプレイパイプラインとは、簡単に言うと、CPUやGPUとは別に、ビデオメモリ領域から画面表示に必要なデータを読み出すユニットのことです。GPUとは独立して動作します。

Appleシリコンの場合、このディスプレイパイプラインの数は、チップの種類によって異なります。

  • M1、M2、M3チップ: 2つ
  • M1 Pro、M2 Pro、M3 Proチップ: 3つ
  • M1 Max、M2 Max、M3 Maxチップ: 5つ

つまり、M1チップ搭載のMacなら外部ディスプレイは最大2台、M1 Maxチップ搭載のMacなら最大5台接続可能というわけです。

クラムシェルモードで接続台数が増える理由

しかし、M3 MacBook Airから、興味深い変化が起きました。それは、クラムシェルモード (ノートパソコンの画面を閉じた状態)にすると、外部ディスプレイを2台接続できるようになったことです。

これは、Appleがディスプレイパイプラインの制御方法を変更したためです。それまでは、内蔵ディスプレイが1つのディスプレイパイプラインを常に固定で使用していました。そのため、残りのパイプラインが1つしかないため、外部ディスプレイは1台しか接続できませんでした。

しかし、M3 MacBook Airから、クラムシェルモードにすると、内蔵ディスプレイを使用しなくなるため、固定されていたディスプレイパイプラインが解放され、追加の外部ディスプレイを接続できるようになったのです。

各Macチップにおける外部ディスプレイ接続台数

以下に、代表的なAppleシリコンチップ搭載Macにおける外部ディスプレイ接続台数をまとめます。

チップの種類ディスプレイパイプライン数外部ディスプレイ最大接続台数 (クラムシェルモード時)外部ディスプレイ最大接続台数 (クラムシェルモード以外)
M1、M2、M3221
M1 Pro、M2 Pro、M3 Pro332
M1 Max、M2 Max、M3 Max554

ディスプレイ接続台数を増やす方法

3台以上のディスプレイ接続が必要な場合は、Proチップ以上のMacを選択する必要があります。5台以上の接続には、Maxチップを搭載したMacが必要となります。

また、ディスプレイリンクという裏技を使う方法もありますが、これは正式な方法ではありません。

クラムシェルモード利用時の注意点

クラムシェルモードで外部ディスプレイを複数台接続する場合、注意が必要です。ノートパソコンの画面を閉じているため、キーボードやマウスなどの周辺機器は別途用意する必要があります。特に、複数の外部ディスプレイと周辺機器を接続するには、ドッキングステーションの使用がおすすめです。ドッキングステーションを使用すれば、USB Type-CまたはThunderboltケーブル1本で接続でき、電源供給も同時に行えます。

ただし、M3 MacBook Airの場合、Thunderboltポートが2つしかないため、ドッキングステーション接続時にポートが不足する可能性があります。

まとめ

Macに接続可能な外部ディスプレイの台数は、ディスプレイパイプラインの数によって決定されています。M3 MacBook Airからクラムシェルモードでは2台接続できるようになったのは、内蔵ディスプレイの固定されたディスプレイパイプラインが解放されたためです。より多くのディスプレイを接続したい場合は、チップの種類、そしてクラムシェルモードの活用を検討する必要があります。ドッキングステーションの使用は、クラムシェルモードでの作業効率を向上させる上で非常に役立ちます。

今後の展望

Appleが今後、ディスプレイパイプラインの制御方法に関する改善を行う可能性も期待できます。そうすれば、より多くの外部ディスプレイを接続できるようになるかもしれません。

この情報は、インフルエンザ療養中のリハビリとして作成したため、誤りがある可能性もあります。ご了承ください。

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