人気KPOPアイドルグループ7組の解散理由とは?華麗なる舞台の裏側…衝撃の真実
- 2025-01-20

人気KPOPアイドルグループ7組の解散理由とは?華麗なる舞台の裏側…衝撃の真実
KPOPアイドルグループは、華やかなステージと洗練されたパフォーマンスで世界中を魅了しています。しかし、その輝かしい表舞台の裏側には、数々の苦悩や葛藤が潜んでいることも事実です。今回は、人気絶頂の中、再契約せず解散した7つのKPOPアイドルグループに焦点を当て、その理由を徹底的に分析していきます。彼らの成功と挫折、そして解散に至るまでの道のりを紐解きながら、KPOP業界の光と影に迫ります。
1. GOT7:7人の絆と所属事務所との確執
GOT7は、2014年に韓国で結成された7人組ボーイズグループです。韓国人4名、アメリカ人1名、香港人1名、台湾人1名という国際色豊かなメンバー構成が特徴でした。2021年1月19日、JYPエンターテインメントはGOT7との7年間の契約満了を発表しました。
GOT7メンバー間の絆は深く、グループの継続を望む声はメンバーからも強く上がっていました。しかし、所属事務所との意見の相違が、最終的に解散という決断へと導いたのです。 何度も協議を重ねた結果、メンバーたちはJYPエンターテインメントとの契約更新を断念。一部ではグループ存続を危ぶむ声もありましたが、メンバーのSNSに7人の集合写真が投稿されるなど、彼らの強い絆は最後まで揺るぎませんでした。
その後、GOT7はJYPエンターテインメントを離れ、それぞれが異なる事務所に所属、または独立して活動を開始。しかし、2025年1月20日、約3年ぶりにミニアルバム「Winter Hexagon」をリリースし、完全体での活動を再開しました。これは、彼らの揺るぎない絆と、ファンへの変わらぬ想いを示す、感動的なカムバックと言えるでしょう。
2. モモランド:中毒性のある音楽と突如の脱退、解散
モモランドは、MLDエンターテインメント所属の韓国の6人組ガールズグループです。2016年のデビュー以来、韓国で放送されたサバイバルオーディション番組「モモランドを探して」で選抜されたメンバーで構成されました。
2018年にリリースした楽曲「BBoom BBoom」は、一度聴いたら忘れられない中毒性のある音楽とマネしたくなるダンスで世界中で大ヒット。2018年6月には日本デビューも果たしました。しかし、2019年、メンバーのデイジーとテハが脱退。カムバックを控えた時期だっただけに、ファンの間にも動揺が広がりました。
さらに、ヨンウも活動休止を発表し、グループは事実上解散状態に。一部ネットユーザーの間では、メンバー間の不仲やいじめが原因ではないかという憶測も飛び交いましたが、公式な発表はなく、真実は不明のままです。2023年1月、メンバー全員が契約終了となり、モモランドは解散しました。
3. NU’EST:アイドル飽和状態と厳しい現実、そして再出発
NU’ESTは、PLEDISエンターテインメント所属の韓国の5人組アイドルグループです。2012年のデビューは、B2BやEXOなど多くのアイドルがデビューしたKPOP業界のアイドル飽和状態の真っ只中でした。
しかし、NU’ESTは高い歌唱力とビジュアルを兼ね備えた新人グループとして大きく報道され、周囲からの期待も大きかったのです。デビュー日に公開された「FACE」のミュージックビデオは、イスを使ったパフォーマンスや、10代の若者の抱える校内暴力やいじめへのメッセージが込められており、多くのファンを魅了しました。
しかし、不安定なKPOP業界はNU’ESTにも暗い影を落としました。2013年にミニアルバムを2枚リリースしカムバックを繰り返しましたが、次々と新しいアイドルが誕生しては消えていく厳しい現実の中で、NU’ESTも苦戦を強いられました。思うような結果が得られない中、2013年11月、彼らは活動を中国に拠点を移し、中国人メンバーのジェイソンを加えた6人組グループ「NU’EST M」を結成。しかし、中国での活動も思うように進まず、いつの間にか自然消滅のような形で活動を終了しました。
2017年には、グループ活動を休止し、アロンを除くメンバー全員が「PRODUCE 101 SEASON 2」に参加。既にデビューしているNU’ESTのメンバーが練習生になるということに、疑問や不満の声も聞かれましたが、番組でメンバーたちが自身の置かれた状況を率直に語る姿は視聴者の心を掴みました。
最終的にはミンヒョンがWanna Oneとしてデビューを果たし、他のメンバーは残念ながら脱落。しかし、番組で示したひたむきな姿勢や活躍は、韓国国内だけでなく世界中から反響を呼び、NU’ESTの存在を知ってもらうきっかけとなりました。グループ活動は2019年に再開されますが、2022年3月、ベクホを除くメンバーが所属事務所との契約更新をせず、NU’ESTとしての活動は終了しました。PLEDISエンターテインメントは、10年間一生懸命頑張ってきたメンバーへの感謝の言葉をコメントしています。
4. IZ*ONE:期間限定グループと日韓関係の影
IZ*ONEは、日韓合同の12人組女性アイドルグループです。韓国のオーディション番組「PRODUCE 48」で選ばれた韓国人9名と日本人3名で構成され、2018年10月29日から2021年4月29日までの2年6ヶ月間、期間限定で活動しました。
このオーディション番組は、48グループの秋元康氏と韓国のMnetが協力して実現したプロジェクトでした。当初から2年6ヶ月限定と決まっていたため、再契約は行われず、契約期間終了と共に解散しました。
IZONEには熱狂的なファンが多く、再結成を願う声も多数ありました。2021年4月21日には、IZONEの再結成を願うクラウドファンディングも開始されました。韓国のみならず日本でも高い人気を集め、惜しまれつつ解散を迎えたのです。
解散延期しなかった理由として、一部では韓国に残る強い反日感情が関係しているのではないかという見方もあります。IZ*ONE結成当初から消えなかった反日の声、アイドルグループと反日感情は無関係だと考えている人も多いでしょうが、日本人と韓国人でグループを結成することに面白くないと感じる韓国人も存在するのです。完璧な日本人メンバーで結成されているKPOPアイドルのNiziUですら、なぜ日本人KPOPの魅力を啓蒙したのか?と疑問視する声が多いほどです。
もう一つの理由として、運営側の経営戦略という指摘もあります。人間は期限が決められたものに対してどうしても反応してしまう習性があるためです。
5. Wonder Girls:KPOP黎明期を彩ったレジェンドグループの終焉
Wonder Girlsは、韓国出身の4人組ガールズグループです。2007年2月10日にデビューし、JYPエンターテインメントに所属していました。当時韓国では少女時代と人気を二分する存在で、韓国のみならず中国やアメリカにも進出していました。
「Tell Me」や「Nobody」などの楽曲は、シンドローム級の大ヒットとなり、アイドルブームやレトロブームなどの一時代を築きました。現在もこれらの楽曲は、多くのアイドルによってカバーされています。
デビュー当時から解散に至るまで、脱退や新メンバー加入などメンバーの入れ替えがありました。リーダーだったソネは、グループ全盛期の2013年1月に24歳で結婚を発表、同年10月には長女を出産しました。さらに、宗教上の理由で海外で宣教活動を行うと宣言し、芸能界復帰の意志はないと明言。韓国芸能界を去りました。
Wonder Girlsのメンバーは時間的にも経済的にも、そして心理的にも大きな打撃を受けましたが、ソネは一度も謝罪することなく、2015年7月に公式に脱退しました。
ヒョナは活動初期から体調が悪く、事務所側が今後正常な芸能活動は不可能と判断し、脱退となりました。
Wonder Girlsは2017年に解散を発表。解散理由は明確にされていませんが、公式発表によると、メンバー同士の話し合いの結果、それぞれが新しい道へ進むためだったとされています。
6. 2NE1:ガールクラッシュブームの火付け役、衝撃の解散
2NE1は、韓国出身の4人組ガールズグループです。2009年にYGエンターテインメントによって結成されました。
第1世代のガールクラッシュブームの源流ともいえる存在だった2NE1は、2009年にBIGBANGの妹分グループとしてデビュー以来、個性的なファッションやクオリティの高いパフォーマンスで人気を博し、唯一無二の伝説的なガールズグループとなりました。「FIRE」「I AM THE BEST」など、数々の名曲を世に送り出しました。
2016年に惜しまれつつ解散したものの、 Coachella Festival での再集結は大きな話題を呼びました。解散理由については特に明かされていなかったことから、様々な憶測が飛び交いました。メンバー自身も解散の事実を知らなかったと述べています。
理由の一つとして、BOMが引き起こした問題もきっかけの一つではないかとされています。BOMは麻薬の一種である薬物を持ち込もうとしていました。関係者によると、BOMは当時病気の治療のためにアメリカで処方箋薬を手に入れ、薬を持ち込んでいたとされています。アメリカでは麻薬とはされていませんが、韓国では麻薬類に指定されているため、摘発対象となってしまいました。
その他、ミンジが脱退したことで、3人でのグループ活動が難しかったことも原因ではないかと言われています。
7. ドボイズ:デビュー前から注目を集めた実力派グループの活動継続
ドボイズは、韓国の11人組男性アイドルグループです。「PRODUCE 101」や「高等ラッパー」などの人気番組に出演した練習生がメンバーに含まれていたこと、そしてメンバー全員がセンター級と評されるほどの高いビジュアルを誇っていたことから、デビュー前から大きな人気とファンを獲得していました。
グループとしてはまだ大きな実績はありませんでしたが、多くの広告会社や出版社などからラブコールを受け、デビュー前から成功の継続モデルとして注目を集めていました。
2017年12月6日、ザ・ファーストを発表し、大規模なデビューを果たしました。デビュー日にはショーケースを開催。なんと4000席規模の会場が準備されるほどの人気ぶりでした。
しかし、2019年10月、以前から体調不良を理由にグループ活動を中断し休養していたメンバーのファルが脱退を発表しました。ファルは公式ウェブサイトに心情を綴ったメッセージを掲載し、完璧ではない姿で舞台に立てないことが、自分自身に大きなプレッシャーを与えていたと告白しています。
ドボイズは2024年12月5日、ISTエンターテインメントとの専属契約が満了となりましたが、グループは解散しておらず、活動を継続しています。専属契約を解除した理由は、メンバーとファンの円滑な出会い、活発な活動のため、少額の費用をメンバーが無償で使用できるようにするためでした。新しい事務所は「ONE HUNDRED」です。「ONE HUNDRED」はドボイズのメンバーたちと話し合い、メンバー全員が一緒に移籍しようとする姿勢を高く評価し、最高のチームワークを見せるドボイズメンバーたちの新しい章を共に作っていくことを期待しています。ドボイズメンバーたちのグループ活動はもちろんのこと、一人一人の個性を活かし、活動の幅を広げられるよう、惜しみない支援をすることを表明しました。
まとめ:華麗さと影、KPOPアイドルの現実
ご紹介した7つのグループの解散理由を改めて見てみると、所属事務所との契約問題、メンバー間の不仲、メンバーの脱退、健康問題、そして外部的な要因など、様々な要因が複雑に絡み合っていることが分かります。 華やかな舞台の裏側には、想像を超える葛藤や苦悩があったことを、私たちは認識する必要があるでしょう。 これらのグループの物語は、KPOP業界の光と影を鮮やかに浮き彫りにし、アイドルたちの成功と挫折、そしてその後の歩みについて深く考えさせられるものです。 彼らの未来に、そしてKPOP業界全体の健全な発展に、私たちはこれからも注目し続けるべきでしょう。