K-POP界を揺るがす大論争!HYBEとBELIFT LABの類似性問題を徹底解剖
- 2024-12-31
K-POP界を揺るがす大論争!HYBEとBELIFT LABの類似性問題を徹底解剖
K-POP界で今、大きな波紋を呼んでいるのが、HYBEとBELIFT LAB所属のガールズグループ間の類似性問題です。特に、Min Heejin氏(元HYBEブランドディレクター)が手掛けたNewJeansと、BELIFT LABの新人グループILY:1(アイリーワン)の類似性が、多くのファンやネットユーザーから指摘され、大きな議論を巻き起こしています。本記事では、この論争の全貌を、時系列に沿って徹底的に解き明かしていきます。
Min Heejin氏とHYBE、そしてBELIFT LAB:論争の発端
この論争の発端は、Min Heejin氏が、BELIFT LABが運営するILY:1が、自身がプロデュースしたNewJeansを模倣していると主張したことにあります。 Min Heejin氏は、HYBEのブランドディレクターとしてNewJeansのコンセプトやプロモーション戦略を大きく手掛けた人物。そのため、その発言はK-POP業界に大きな衝撃を与えました。
多くのファンは、両グループの間に存在する驚くべき類似性を指摘し始めました。その類似点は、単なる偶然の一致と片付けるにはあまりにも多岐にわたります。
類似性の具体的な例:証拠となる様々なポイント
ネット上では、ILY:1とNewJeansの類似性を示す多くの証拠が提示されています。主なものとしては以下の点が挙げられます。
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デビュープロモーション戦略の類似性: ILY:1はパリ・ファッションウィークでのデビューを発表しましたが、これはNewJeansも同様の戦略を取っていました。Min Heejin氏は、当初NewJeansのデビューをChanelイベントで行う計画ではなかったと述べており、BELIFT LABが意図的に同じ手法を模倣したと主張しています。
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Hanbok写真撮影の類似性: ILY:1はLunar New YearをテーマにしたHanbok(韓服)を着た写真撮影を行いました。NewJeansも2022年9月に同様の写真撮影を行っており、場所、色合い、フィルターに至るまで驚くほど酷似していると指摘されています。 まるで同じ写真を見ているかのようです。
NewJeansのHanbok写真: [写真URLを挿入]
ILY:1のHanbok写真:[写真URLを挿入]
- ティーザー映像の類似性: ILY:1のデビューアルバムのティーザー映像は、NewJeansのコンセプトショットやミュージックビデオと非常に類似した構図、照明、雰囲気を持っていました。 特に、都市を背景にした荒々しい映像と、かすんだ加工は、両グループの強い共通点です。
NewJeansのティーザー:[動画URLを挿入]
ILY:1のティーザー:[動画URLを挿入]
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楽曲の類似性疑惑: ILY:1のカムバック曲「Cherish」は、Min Heejin氏が以前イベントで公開したNewJeansの未発表曲の断片と非常に似ていると指摘されています。 さらに、Min Heejin氏はNewJeansの未発表曲のビートが2年前から存在していたと発言しており、剽窃疑惑に拍車を掛けています。
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振り付け、アルバムデザイン、フォント、2Dアニメーションの類似性: これらの点においても、両グループ間に共通点が見られると多くのファンが指摘しています。細かい部分まで似ていることから、意図的な模倣ではないかと疑念が生じています。
BELIFT LABの公式声明とネットユーザーの反応
BELIFT LABは、これらの疑惑に対して公式に否定的な声明を発表しました。ILY:1のデビュー計画は、NewJeansの計画を参照するよりも前に完成していたと主張しています。しかし、この声明は多くのネットユーザーを納得させるには至っていません。
決定的な証拠?リークされた資料と衝撃的な事実
11月11日、韓国メディアHanKyorehは、内部告発者から提供された2つの資料を報道しました。1つはBELIFT LABのILY:1計画書、もう1つはNewJeansの計画書です。 驚いたことに、これらの計画書は、Min Heejin氏がHYBE在籍時に使用していたテンプレートと酷似しており、図表やグラフィック要素もほぼ同一でした。
さらに、HanKyorehは、両計画書の類似性を詳細に分析し、以下の点を指摘しました。
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テンプレートの同一性: BELIFT LABが使用したテンプレートは、Min Heejin氏が2020年5月にHYBEのブランドオフィサーとして使用していたものと同一である可能性が高い。
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戦略の類似性: 両計画書には、「仲間意識」や「憧れ」といったキーワードが使用されており、国際市場への展開戦略も酷似している。
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表記ミスの一致: Emma Chamberlainの名前の表記ミスが、両計画書に共通して存在。
これらの事実から、BELIFT LABがMin Heejin氏の計画書を参考にILY:1を企画した可能性が非常に高いと多くのネットユーザーは考えています。
ムードボードに潜む謎:BLACKPINK Jennieや他の有名モデルの画像
さらに、ILY:1のムードボードが公開されました。このムードボードには、BLACKPINKのJennieやDevon Aoki、Gracie Abrams、Kendall Jennerといった著名人の写真が含まれており、ネット上では大きな騒動を巻き起こしています。
特に、ILY:1の最終的なコンセプトとムードボードの画像の関連性が薄く、むしろNewJeansのイメージに近いため、BELIFT LABが当初はNewJeansに似たコンセプトを計画していたが、NewJeansの成功を見て方向転換した可能性が指摘されています。 また、ILY:1メンバーであるYunaが、グループのコンセプトに合わないと指摘されている点も話題となっています。 一部のユーザーは、Minji(NewJeansメンバー)のような「クールなお姉さん」的な雰囲気を出すためにYunaが選ばれたのではないかと推測しています。
批判と擁護:様々な意見が飛び交う状況
この論争に対して、様々な意見が飛び交っています。
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剽窃を強く非難する意見: 多くのネットユーザーは、BELIFT LABの行為を明確な剽窃行為として非難し、Min Heejin氏への謝罪と適切な対応を求めています。
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戦略の類似性は問題ではないとする意見: 一方、類似した戦略は、同じ業界で働く企業の間ではよくあることであり、剽窃とはみなすべきではないという意見もあります。また、戦略そのものは著作権の対象外であるため、訴訟は難しいとも指摘されています。
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Min Heejin氏の責任を問う声: Min Heejin氏が、HYBE在籍時に作成したテンプレートをBELIFT LABに提供した可能性があることも指摘されており、その責任についても議論されています。 一部では、Min Heejin氏が、剽窃されることを予期して、わざと情報を公開したのではないかという憶測も飛び交っています。
今後の展開と結論
BELIFT LABは、一部の疑惑に対しては否定的な声明を発表しましたが、すべての疑惑に対して明確な説明を行っていません。 この論争は、今後、法的措置に発展する可能性も否定できません。 また、この事件は、K-POP業界における著作権や知的財産の扱い方について、改めて議論を促すきっかけともなっています。
現時点では、ILY:1とNewJeansの類似性について、意図的な模倣だったのか、単なる偶然の一致だったのかは断定できません。 しかし、リークされた資料やムードボードの内容など、多くの疑惑が浮上している状況は、BELIFT LABにとって非常に不利な状況であると言えます。 この論争がどのように終息を迎えるのか、そしてK-POP業界にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まっています。 この事件は、K-POP業界におけるクリエイティブなアイディアの保護と、企業倫理のあり方について、重要な問題提起をしていると言えるでしょう。