iPhone 16 Pro Maxで本格撮影!SmallRigカメラケージ徹底レビュー&活用術
- 2024-12-15
iPhone 16 Pro Maxで本格撮影!SmallRigカメラケージ徹底レビュー&活用術
皆さん、こんにちは!佐藤です。今回は、先日機種変更したばかりのiPhone 16 Pro Maxと、私が所有するソニーのフラッグシップカメラ**α1(約100万円)**を使って撮影した映像を比較しながら、SmallRigのiPhone用カメラケージについて詳しくレビューしていきます!
iPhone 16 Pro Maxとα1の驚愕の比較!ロウソク一本だけの暗所撮影対決!
まずは、ロウソク一本の暗い環境でiPhone 16 Pro Maxとα1で撮影した映像をご覧ください。両機種ともISO2000、絞り開放F1.8で同じ設定で撮影しました。
皆さんは、どちらの映像が好みですか?
驚くべきことに、約100万円もするα1と、最新のiPhone 16 Pro Maxの画質差は、想像以上に小さかったのではないでしょうか? 特に、iPhone 16 Pro Maxは、ミラーレスカメラに比べて非常に小型のセンサーにもかかわらず、ノイズを抑え、高い暗所性能を発揮しています。
これは、スマートフォンのカメラ性能が近年著しく進化していることを示す、素晴らしい証拠と言えるでしょう。
スマホの可能性を無限大に広げる!SmallRigカメラケージの登場!
ここまで高画質で撮影できるiPhone 16 Pro Maxだからこそ、休日のお出かけや旅行など、気軽に持ち歩いて、より高品質な動画撮影を楽しみたいと思いませんか?
私は約30年間、広告写真と映像の世界で経験を積んできましたが、仕事でもiPhoneやiPadで撮影した映像を納品することがあります。重要なのは「どちらのカメラが良い・悪い」ではなく、「使い分け」だと考えています。
そこで今回注目したいのが、最も身近にあるカメラ「スマートフォン」を最高のカメラへと変貌させるSmallRigのカメラケージです。
このレビューを通して、このケージの機能や魅力、そしてiPhoneでの本格的な撮影方法を余すことなくお伝えしていきます。
SmallRigカメラケージ:2種類のケースと豊富なアクセサリー!
SmallRigのiPhoneカメラケージは、大きく分けて2種類のケースが付属しています。
- バンパータイプ: 比較的柔らかい素材でできた、シンプルなケース。
- 背面フルカバータイプ: 背面全体を覆う、保護性の高いケース。
どちらのケースもアルミニウム素材のケージに装着可能ですが、背面フルカバータイプはカメラ本体とレンズの両方を保護できる構造で、MagSafeにも対応しているので、普段使いにも最適です。
レンズフィルターや外付けレンズも装着可能!拡張性の高さに驚愕!
さらに、このケージはレンズのフォアカバーがアルミニウム製で、標準で付属するもの以外にも、67mm NDフィルターなどのアクセサリーを取り付けられるよう設計されています。
ただし、注意点があります!今回私が購入したNDフィルターアダプターは、SmallRig専用のネジ式タイプしか対応していませんでした。ネジ式のアダプターを探している方はご注意ください。私はネジ式が欲しかったので、今回はテープを使って65mmのフィルターを固定して使用しています。
iPhoneでの本格撮影をさらに進化させる!追加アクセサリーのご紹介!
iPhoneにフィルターや外付けレンズを取り付けることで、どのような効果があるのかについては、以前の動画で詳しく説明しています。
iPhoneでの本格的な撮影に興味のある方は、概要欄に記載した動画を合わせてチェックしていただけると嬉しいです。
カメラケージで撮影体験が劇的に向上!
今回のケースは、フィルターや外付けレンズが取り付けられるようになっているため、iPhoneの画質を大きく向上させることができます。
さらに、このSmallRigカメラケージは、スマートフォンケースの上からアルミフレームが装着される構造なので、撮影体験そのものを向上させる設計になっています。
MagSafeを使えば三脚など様々なアクセサリーを簡単に装着できそうですが、iPhoneをカメラとして使うなら、MagSafeの拡張性の低さは使いにくさに直結します。
例えば、iPhone 15 Pro以降で可能になったProRes撮影では、外部SSDが必要になりますが、MagSafeで装着できるものは限られているので、今回紹介するカメラケージが非常に役立ちます。
カメラケージによる操作性の向上!
具体的には、iPhoneをこのカメラケージに入れることで、以下のようなメリットがあります。
- カメラの規格に合わせたネジ穴やアクセサリーを取り付けられる。
- カメラ用の三脚をそのまま使用できる。
- 専用設計のグリップが装着できる。
- 操作性が劇的に向上する。
ワンタッチでグリップを付け外しできるのも大きな特徴です。
シャッターボタンと六角レンチの収納にも注目!
ケージにはシャッターボタンが搭載されていて、離れた場所からでも遠隔操作が可能です。
このシャッターボタンは取り外しが可能で、内部にバッテリーが入っているので、バッテリーが切れた場合、交換できます。
また、グリップ内部には六角レンチが内蔵されているので、長さや角度、横スライドの位置調整など、様々な調整が可能です。これは非常に便利な設計です。
アルカスイス互換プレートで三脚への装着もスムーズ!
私は今回、アルカスイス互換のプレートも別途購入しました。これにより、簡単に三脚に装着できます。
iPhone 16 Pro Maxにも対応!安心の脱着機能!
私のiPhone 16 Pro Maxは歴代で最も大きいモデルですが、このケージをつけるとかなり大きくなります。しかし、心配はいりません。
本体側面にスライド式のロックが付いているので、iPhoneの脱着が容易にでき、普段使いと本格撮影モードの切り替えがスムーズに行えます。
普段使いはケースのみで使用し、休日などの撮影シーンではケージ本体にストラップなどを装着して持ち歩くことで、バッグやポケットに入れている状態よりも、シャッターチャンスを逃すことが少なくなります。
カメラケージを使用する際の注意点
このiPhoneカメラケージを使い始めて気づいた注意点が1つあります。それは、iPhone 16 Proの本体側面にあるカメラコントロールボタンが使用できなくなることです。
保護カバー自体にはカメラコントロールボタン用の切り欠きがありますが、ケージ全体の強度と厚みのため、対応することが難しかったようです。
カメラケージのメリット:ストラップホールの追加!
逆に、使用してみて分かったメリットとして、ストラップホールが2つ追加されている点が挙げられます。
ストラップをしっかり固定して撮影することで、手持ち撮影でもブレが少なく、より安定した撮影が可能になります。
カメラモニターにも対応!汎用性の高いMagSafeベース!
カメラモニターとして使えるコールドシューとMagSafeアダプターも販売されています。
私が購入したタイプは、ネジを引っ込ませるとアルカスイス互換になるので、三脚に固定することも可能です。アルカスイスだけでなく、ネジの部分を緩めることで、スマートフォンをカメラのモニターとして使えるアダプターにも変更できます。
そして、1/4インチネジが取り付けられたMagSafeベースを購入しました。これによりマジックアームのクランプを取り付けることができるので、手元を撮ったり、車や三脚に装着したりといった汎用性の高い活用が可能です。
POV撮影にも対応したMagSafeアクセサリーも!
さらに、POV(一人称視点)撮影用に、MagSafe対応のアームも購入しました。これを使うことで、手元を簡単に撮影することができます。
新しいiPhoneのProRes撮影に対応!外部SSDとの連携もスムーズ!
新しいiPhoneは、Apple ProResとApple Logという高画質動画撮影が可能になりました。しかし、データ容量が大きいため、外部SSDでの運用が推奨されます。
私も今回、MagSafe対応のSSDを購入して運用しています。挟むタイプのスマホクランプだとMagSafeが塞がれてしまうため、今回のケージはMagSafeアクセサリーの利用に最適です。
まとめ:iPhoneカメラの可能性をさらに広げるSmallRigカメラケージ
今回の動画をまとめますと、業務用のカメラは高画質ですが、状況によってはスマートフォンのほうが使い勝手がよいため、スマートフォンのカメラ性能向上はカメラの用途を大きく変える可能性を秘めています。
今回紹介したSmallRigのカメラケージは、多少大きくて重くなりますが、iPhoneの撮影体験を大きく向上させるアイテムです。特に、MagSafeの拡張性の低さを補う上で非常に有効です。
このチャンネルでは、写真家歴約30年、映像制作歴約15年の私が、スキルや機材を発信していきます。
今回紹介した機材やサブチャンネルのURLなどは、概要欄にまとめておきますので、気になる方はぜひ覗いてみてください。
それではまた次の動画でお会いできることを楽しみにしています! ETC 佐藤がお届けしました。じゃ、ね!