人類滅亡レベルの呪い!ハンターハンターの五大厄災を徹底考察!

人類滅亡レベルの呪い!ハンターハンターの五大厄災を徹底考察!

人類滅亡レベルの呪い!ハンターハンターの五大厄災を徹底考察!

はじめに:人類を脅かす、五大厄災とは?

皆さん、こんにちは!漫画考察大学へようこそ!本日は、人類滅亡レベルの呪いとも称される、ハンターハンターに登場する五大厄災について、徹底的に考察していきたいと思います!

本記事では、音声ファイルの内容を元に、五大厄災それぞれの特徴、危険性、そして攻略によって得られるリターンを詳しく解説していきます。 単なる解説だけでなく、考察を交えながら、読者の皆様がより深く五大厄災の世界を理解できるよう努めてまいります。 準備はよろしいでしょうか?それでは、一緒に深淵をのぞいてみましょう!

第一部:暗黒大陸と五大厄災の関連性

まず、今回の考察の出発点として、五大厄災を理解する上で重要な暗黒大陸について見ていきましょう。

暗黒大陸の存在が示唆されたのは、選挙編の最終シーン、ゴン達一行が世界中の長老と再会した時です。彼らの知る世界地図は、とてつもなく大きな世界のほんの一部でしかありませんでした。 ジンの言葉から、果てしなく広がる暗黒大陸の存在が明らかになります。

暗黒大陸の中心に位置する巨大なメビウスコイル。その湖に浮かぶ小さな島々が、ゴンたちが知る世界なのです。 暗黒大陸には、異種生物魔獣が多数存在し、現世界の魔獣や人類を脅かすキメラアントをも凌駕する、暗黒大陸由来の生物が潜んでいます。

さらに重要なのは、現人類の祖先も暗黒大陸から渡来したという事実です。ビヨンドは、この点を明確に語っています。

人類は幾度となく暗黒大陸への調査を企てましたが、その度に暗黒大陸の脅威に阻まれました。200年以上前、V5により、不可侵条約が締結され、暗黒大陸への侵略は全面的に禁止されたのです。

不可侵条約締結後、V5主導で149回の討伐が行われましたが、現世界へ帰還できたのはわずか5回、生存者は28名に過ぎませんでした。 そして、その5回の討伐で持ち帰られたのが、人類滅亡をもたらすほどの脅威、五大厄災だったのです。

第二部:五大厄災への旅路と門番の存在

暗黒大陸への渡航には、案内人の存在が必須です。その案内人は、魔獣族である門番と交渉し、召喚してもらう必要があります。この門番は、人類協会域の外側にある、現界協会域上のゲートを取り仕切る存在です。

門番が暗黒大陸とパイプを持つと書かれていることから、暗黒大陸側にも案内人を含む文化が存在しているのでしょう。 ジンの「案内人が自身の目的のため持ち帰らせたV5がそれぞれ別のルートから」という発言から、暗黒大陸を渡り、厄災を無理やり持ち帰らせる形で、大陸側の文明から厄災を持ち帰らされているのではないかと推測できます。

また、ジンが「6つ目持ち帰るって落ちもある」と語っていることや、五大厄災が巨大な暗黒大陸の中でもメビウスコイル周辺にのみ存在することから、多くの厄災の中のほんの一部だと考えられます。

第三部:五大厄災の脅威と、その攻略によるリターン

五大厄災の犠牲者は、現在、国際環境協会長の地下に隔離されています。しかし、決定的な対策がなく、閉じ込めて近づかないことしかできない状況です。 アイとパプの犠牲者は現世界でも多く発見されており、ジンの「人類が滅亡してないのはたまたま」という発言からも、人類が非常にピンチな状況にあることは間違いありません。

しかし、そんな超危険な五大厄災を攻略することで、人類に莫大な恩恵をもたらすリターン、夢のアイテムを得ることができるのです。

それでは、続いて五大厄災それぞれの特性やリターン、危険生物評価リストをベースにした厄災の内容を詳しく見ていきましょう。

第四部:植物兵器ブリオン:古代都市の守護者

植物兵器ブリオンは「謎の古代遺跡を守る正体不明の球体」という異名を持ちます。裸の男性の体に球体状の突起という不気味な外観。コミックスでは紫色ですが、週刊少年ジャンプ創刊50周年記念ラインスタンプでは緑色で描かれています。

ブリオンによる犠牲者は、この突起のない男性でしょうか?そうであれば、ブリオンの本体は緑の球体のみで、人体に寄生して体を奪うタイプである可能性も考えられます。

生息域はメビウスコイルの魔界にある地界からさらに進んで400キロほど先に存在する古代迷宮とされ、過去にV5の一国であるサヘルタガシュウ国が特殊部隊を派遣しましたが、ブリオンに壊滅させられ、帰還できたのはわずか2名でした。

ブリオンを攻略することで得られるリターンは、万病に効く薬草です。詳細は不明ですが、その名のとおりあらゆる病気を治療できる万能薬と考えられます。作中ではドンフリークスが使用している可能性も示唆されていますね。

危険生物評価リストを見てみましょう。ブリオンの総合評価はB+。早期に殲滅が必要な危険生物という評価です。殲滅方法は確定済みですが、コストが高くハイリスクで、国家レベルでの対応が必要となります。この総合評価や脅威性を見ると、五大厄災の中では低い部類に入ります。

その理由は、ブリオンはあくまで古代都市を守る兵器であり、こちらが古代都市に足を踏み入れなければ攻撃してこないからだと推測できます。数は10から数十の群れをなし、生息している模様。キメラアントと比較して少ない個体数ですが、一方、繁殖力はキメラアントと同等です。そのためブリオンは数十体で群れるグループが数十~数百と存在する可能性も考えられます。

破壊力については非常に高い確率で死にいたり、回避が困難と最高レベル。リターンを求め足を踏み入れる者に対しては非常に危険なカウンタータイプと言えるでしょう。

第五部:殺意伝染ヘビヘルベル:絶望の連鎖

装備のヘビヘルベルは「殺意を伝染させる魔物」という異名を持ちます。毒蛇のような禍々しい姿をしたヘルベルは、尻尾が二股に分かれているのが特徴です。

ヘルベルを攻略した際に得られるリターンは、究極の長寿食と言われるニトロマイです。詳細は明かされていませんが、食することで寿命を延ばせると考えられます。ニトロマイは万病に効く薬草と同様、ドンフリークスが摂取している可能性が示唆されていますが、300年以上前の書物に書かれたドンフリークスがニトロマイの効果で生きているのであれば、数百年の単位で寿命を延ばせるということになりますね。

ニトロマイはメビウスコイル南東の無人島に生息し、ヘルベルはその周辺に生息しています。過去にはオチマ連邦が長寿食ニトロマイ確保のために大部隊を派遣しましたが、ヘルベルの餌食となり、99%の隊員が死亡、帰還できたのはわずか11名でした。

危険生物評価リストを見てみましょう。総合評価は最高レベルのA評価。早期に殲滅が必要であるにもかかわらず、殲滅方法が確立しておらず、対策自体が困難であるとされています。さらに脅威性、破壊力もA評価で、五大厄災の中でも最悪級の厄災です。

殺意を伝染させると明記されていることから、一度感染した生物から別の生物に殺意がバイオハザードのように無限連鎖的に伝染していくのではないでしょうか。恐怖の連鎖による地獄絵図が想像できますね。

ヘルベルの繁殖力や数は不明ですが、ヘビは繁殖能力に優れた生物であるため、五大厄災の中でも上位クラスであると考察できます。このヘルベルが現世界に押し寄せれば、増殖も止まらず人類を破滅へと追いやるでしょう。

第六部:人懐っこい悪魔パプ:無尽蔵のエネルギー源

人懐っこい獣パプは「快楽と命の等価交換」という異名を持ちます。パプの姿は未だ不明ですが、目の前の小さな人形がパプに見えますが、本体は後ろの影に潜む目を輝かせた物体です。前の人形はおそらく元人間の残骸。協会長の地下に隔離されたものと同様の残骸がありましたね。

メビウスコイル北東部沿岸にある険しい山岳地帯を縄張りにしており、パプ攻略のリターンは無尽石です。無尽石は水に沈めただけで発電する奇跡の鉱石。発電量はすさまじく、ビーズ一粒程度で1日に2万キロワットも出力可能です。

原発1基の発電能力が数10万キロワット程度であることから、いかに無尽石の発電量が大きいかが分かります。 過去にV5加盟国ベゲロスレンボー国が山岳地帯へのルート確保に1000名規模の調査団を送り込みましたが、ほとんどがパプに壊滅させられ、帰還できたのは7名のみでした。

危険生物評価リストを見てみましょう。総合評価は最高レベルのA評価。早期に殲滅が必要であるにもかかわらず、その方法が未確定な上に、対策が困難な状況です。

パプの数や繁殖力は不明ですが、山岳地帯を縄張りにしており、1000名規模の調査団が壊滅している被害状況を踏まえると、パプの数はかなり多いのではないかと考察できます。脅威性の項目を見てみると、多数の人間の命を危険に晒す脅威性と非常に高い脅威性を持っていることが分かります。

しかしパプの攻撃手段を考えれば、一体のパプが多数の人間に対して同時攻撃を行うのは難しそうに見えます。このことから、パプが危険視される最大の理由は、数の圧倒的な大きさにあるのかもしれません。

パプは「人懐っこい」という異名からも分かるように、人間の脳を支配し、操る能力だと考えられます。「快楽と命の等価交換」と呼ばれていることから、人間をコントロール下に置く代償として快楽を与えているのでしょう。幽遊白書で戸愚呂弟が蔵馬の能力で永遠の悪夢を見せられていたことを思い出しますね。

第七部:絶望の病ゾバイ病:希望を奪う死の宣告

不治の病ゾバイ病は「希望を語る底知れぬ絶望」という異名を持ちます。国際環境協会長の地下には、ゾバイ病に感染した元ハンターが隔離されており、50年間一切食事を取らずに生存しています。思考力も持ち合わせていないため、ゾバイ病に感染すると思考力、記憶力などが失われ、絶望的にただ生き続けることしかできないのではないでしょうか。

この元ハンターがゾバイ病に感染した経緯を見てみましょう。ビヨンドネテロが旧カンユウ国の調査団と共に暗黒大陸を渡り、連金植物メタリオンの採取に成功しました。しかし、ネテロ会長の忠告を無視して非正規ルートを通ったことで、調査隊員がゾバイ病に大量感染しました。

ビヨンドを含めて結果的に帰還できたのはたった6名であり、協会長の地下に隔離された患者もこの6名の一人と考えられます。ゾバイ病のリターンとして連金植物メタリオンを得られるという考察が多いですが、ゾバイ病が非正規ルートと関連しているか、連金植物メタリオンと関連しているかについては不明です。

連金植物メタリオンはメビウスコイルの南面に生息する植物。連金植物という言葉から、金などの高価な物質を生み出す植物ではないかと考察できます。

危険生物評価リストを見てみましょう。ゾバイ病の総合評価はB+。早期に殲滅が必要で、その方法も確定済みですが、コストが高くハイリスク、国家単位での対応が必要となります。しかし、これはあくまで感染した患者に対する評価と思われ、暗黒大陸にある病原体自体の評価は変わってくるのではないでしょうか。

脅威性、数、繁殖力について見てみると、脅威性は条件次第で多数の命を危険に晒す可能性があり、数は最低レベルの1体で単体、繁殖力についてはキメラアントと同等のB評価です。この評価を見ても前述の通り、感染した患者に対する評価であり、隔離することで病原体の感染を抑え込むことはできるが、感染者からの二次感染、パンデミックのような状況になれば爆発的に感染が広がり、たちまち人類が滅亡する厄災になるとも考察できますね。

また、破壊力の項目を見てもB評価であり、生涯にわたって感知困難なダメージを受けるとなっています。治らない病気ゾバイ病の感染者は、数百年の単位で自身の血を啜り続けながら朦朧と生き続けるのでしょうか?想像するだけで恐ろしいですね。

第八部:共生寄生体アイ:欲望の共依存

共生寄生体アイは「欲望の共依存」という異名を持ちます。アイは共生寄生体、寄生生物という表現から、実体を持たず他の生物に寄生する特性を持っている可能性が高いです。キルアの妹、アルカのもう一つの自我「何か」が暗黒大陸出身であることが33巻で明かされ、両者の「アイ」という呼び名から、何かが共生寄生体アイであるとほぼ確定しましたね。

アイはアルカの体に憑依して「何か」として別の人格を形成しているのでしょう。

それでは、「何か」の能力について振り返ってみましょう。「何か」はお願いを3つ叶えることで、お願いを1つ叶えてくれるという治癒と願望達成能力を持っています。何かが叶えるお願いに制限はなく、何でも叶えてしまう無限の力です。

しかし、お願いの難易度が高いと、次の願いの難易度も大きく上がっていきます。そして、「何か」のお願いを4回連続で拒否すると、拒否した人間とその人間が最も愛している人物、最低2人が殺されます。さらに、お願いの難易度が一定以上高い場合は、最愛の人物以外にも、長く過ごした順に等価交換が満たされる人数の命が犠牲になります。

ゾルリック家の次期当主ヤスハノを国王にしてほしいというお願いでは67名もの犠牲者が出ました。暗黒大陸に存在するアイについても、「欲望の共依存」という表現から、同様に人を殺す能力と同時に願いを叶える能力を持っていると考えられます。

なぜアルカの体に寄生しているのかは明かされていませんが、半世紀前にネテロ会長と共に暗黒大陸を渡ったゾルリック家の祖先、ジグゾルリックが、現世界へ持ち帰り、アルカに寄生させてしまったなど、様々な考察がされています。

コンビ真相が明かされるのが気になるところですね。

共生寄生体アイを攻略することで得られるリターンは、メビウスコイルの南島にある三元水。あらゆる液体の元となり得るとされています。考えられるのは石油や真水などでしょうか。特に石油を爆発的に増やせるとすれば、石油枯渇が騒がれる人類にとってとてつもないリターンですね。

V5加盟国である民母共和国は、三元水を入手するためハンター協会の力を借り暗黒大陸に挑戦しましたが、アイに阻まれ、帰還できたのはわずか3名。帰還者は初期を喪失していたとあります。これは、アイに寄生された感染者を案内人として持ち帰らせたのではないのでしょうか?

それでは、危険生物評価リストに移りましょう。危険生物評価リストでは、アイは最高レベルのA評価。早期に殲滅が必要であるにもかかわらず、その方法が未確定な上に対策が困難な状況です。数や繁殖力は明らかになっていませんが、画像上では複数単位のアイが描かれており、群れで行動している可能性が高いと考えられます。

人間への脅威性は、多数の人間の命を危険に晒す、破壊力は回避条件は確定済みだが非常に困難で高い確率で死にいたる。とされており、ヘルベルに次ぐ最強レベルの厄災であることが分かります。無限にどのような願いも叶えられる能力も、反転することで全てを破壊する最大級の厄災になってしまうと考えると恐ろしいですね。

結論:五大厄災の脅威と今後の考察

というわけで、人類滅亡レベルの呪い、五大厄災について考察させて頂きました。感想やご意見があれば、ぜひともコメント欄にご記載ください!また、今後もハンターハンターなどの漫画の考察を行なっていきますので、ぜひともチャンネル登録をよろしくお願いします!それでは、また!