ドバイ生活1年レビュー:キラキライメージの裏側と現実、そして未来への展望
- 2025-02-11

ドバイ生活1年レビュー:キラキライメージの裏側と現実、そして未来への展望
はじめに:ドバイ移住1年目の正直な感想
皆さん、こんにちは!ドバイ総合研究所の鈴木です。そして、カメラの後ろ側におります、ドバイ総合研究所の金崎です。
今回は、ドバイに移住して1年が経った鈴木さんに、実際にドバイで生活してみて感じたこと、日本との違いなどをインタビュー形式でお届けします。
ドバイ移住の理由:成長性と税制
まず、鈴木さんがドバイに移住した主な理由についてお伺いしましょう。
鈴木さん: ドバイに移住した一番の理由は、国の成長性です。当時、日本以外の国で活動したいと考えていました。 自分自身も何か事業を立ち上げ、日本以外でチャンスがあれば挑戦したいと思っていました。いくつかの国を検討する中で、ドバイ(UAE:アラブ首長国連邦)が非常に成長していること、アラブ首長国連邦の政治体制、そしてそこに集まる人々といった点に魅力を感じ、ドバイで仕事をすることを決意しました。
もう一つの大きなポイントは、税制です。日本で同じ仕事をして同じ給与をもらえるのと、ドバイで仕事をして給与をもらえるのとでは、かなりの違いがあります。相対的な立場ではありますが、それでも自分の手取り金額を大幅に増やせる環境だと思いました。国の成長性と税制、この2点がドバイ移住を決めた大きな理由です。
ドバイのイメージと現実:キラキラを超えて
ドバイといえば、きらびやかな高層ビルや高級ホテルが連想されます。しかし、鈴木さんの感じるドバイの現実とは?
鈴木さん: ドバイに来る前は、お金持ちが多く、お金持ちの人たちが経済を回しているという印象がありました。不動産やラグジュアリーなホテルなどに目が行っていましたが、1年間生活してみて感じたのは、労働をしている人、つまり仕事を頑張っている人が非常に多く、ビジネスに真剣に向き合っている人が多いということです。
例えば、昼間にカフェに行くと、隣に座った人に気軽に声をかけ、「最近調子どう?」「どこから来たの?」といった会話をします。挨拶の後、すぐに話題になるのが「最近のビジネス、何やってるの?」「ビジネスうまくいってる?」といったことです。挨拶の後、すぐにビジネスの話になるのは、常にビジネスチャンスを探っている人が多いことを示しています。
投資家や起業家だけでなく、ビジネスオーナー以外の者も常に「どうやってお金を儲けようか」「チャンスはないか」と考えているような環境です。
金崎さん: 周りにいる人々の意識の高さ、ビジネスに対するアンテナの鋭さには驚かされます。ドバイで半年働きましたが、私もその点は強く感じています。
ドバイ生活:物価と税金
ドバイに移住する際に気になるのは、物価です。税金はゼロですが、生活費は高いのでしょうか。
鈴木さん: 個人の所得税はゼロですし、法人税も低いので、手取り金額は増えます。しかし、物価は日本より高いです。例えば、スターバックスでラテを注文すると、800円くらいします。日本なら500円か600円くらいでしょう。
家賃も日本より高く感じます。賃貸契約を更新する際は、家賃がかなり上がるという話を聞きました。日本では賃料を上げないようテナント側が強く出られますが、ドバイではオーナー側が強く、市場も強いので、家賃は契約時より高くなることを想定しなければなりません。
しかし、収入が高ければ高いほど、税制の恩恵を受けやすい仕組みになっています。日本で法人税、所得税、投資による収益の税金などを納めていた人がドバイに移住すれば、それらの税金が一気に無くなります。
5年間日本で生活した人とドバイで生活した人とでは、最終的な資産の残る割合、資産運用効率に大きな差が出ます。目の前の生活費は上がりますが、将来的な資産形成の速度は格段に上がると感じています。
私の場合、給与所得者という立場ですが、生活費以外の給与は全て個人投資に回しています。仮想通貨でトレードをしたり、利益を出したりしています。その利益に対する税金も、私は日本の非居住者という扱いなので、納税する必要がありません。
日本では投資をして利益を出すのは難しかったのですが、ドバイでは、その10倍まではいかないものの、かなり運用効率を上げて利益を出せるようになりました。
ドバイでの生活:物価対策と心の変化
ドバイの物価の高さに対処するための工夫は?
**鈴木さん:**具体的なテクニックというより、マインドの部分かなと思っています。日本では普通に購入しているものと同じ感覚で、日本より物価が高いことをあまり意識しないようにしています。かかるものはかかるものと諦めて、それ以外の部分に集中する。自分の仕事のことや、目標にしていることなどに焦点を当てています。
生活費に細かく気にしていた時よりも、出て行くお金は増えているかもしれませんが、実際は、あまり気にしていません。例えば、今日はチーズケーキを食べましたが、日本ではカフェでチーズケーキを食べるのは贅沢なので買わない、なんて考えないのです。
そうすると、自然とお金が貯まっていくんですよね。お金を気にしすぎると、逆に失うお金が増えていくような感覚になります。口座の中身や仮想通貨の金額を見ても増えているので、気にしている方がお金が減って、気にしない方がお金が減っていかない、という逆説的な感覚があります。
資産額が増えればまた違うと思いますが、あまり気にしすぎない。払わなければならないものは払う。自分でコントロールできないものは気にしない。米1kgの値段を変えることはできない。それ以外のことに集中して、よりお金を増やそうと考える。
これはどこの国に行っても同じだと思います。日本では高い税金の中でどうやりくりするかを考えないといけませんが、ドバイでは高い物価の中でどうやりくりするかを考えないといけません。完璧な国はないので、その国の中で最適な方法を見つけないといけないのです。ドバイに来たから全てが楽になる、という訳ではありません。
ドバイの治安と生活環境
ドバイの治安はどうでしょうか。
**鈴木さん:**ドバイの治安は非常に良いと感じています。カフェに財布や鍵、パソコン、スマホを置いて行っても、誰も盗らないですし、車の鍵を閉めずに買い物に行って戻ってきても、車が荒らされていたり、車の中から物が取られていた、なんてことは一度もありません。
日本の方が治安は悪いだろうなと思っています。ドバイに観光や視察で来た人は、全員口を揃えて「ドバイの方が治安がいい」と言います。
私にとってのドバイでのリスクは、まったく予想していなかったトラブルに巻き込まれること。日本にいると、突然町の人から後ろから襲われたり、突然刺されてしまう、なんてことは確率的に高いとは考えにくいでしょう。しかし、ドバイではそうしたことが起こる可能性を無視できません。
そうした自分ではどうしようも防げないことに巻き込まれてしまう、どうしようもないという不安は、常に抱えている状態。これは一人暮らしならばいいのですが、奥さんや旦那さん、お子さんがいれば、さらにケアが必要になってくるので、ストレスが大きくなります。
常に外部の影響にさらされている状態が続きます。防犯カメラが多いとか、そういった細かいところよりも、もっと大枠で個人に対してストレスがかかっている環境かなと思っています。
しかし、日々仕事に集中できているのは、そういう不安がないからです。カフェで半分寝ていても襲われないという安心感のもと、仕事や自分の目標に集中できる環境があるのです。
ドバイの文化
ドバイの文化的な側面はどうでしょうか。
**鈴木さん:**ドバイの基本はイスラム教です。イスラム教徒が多いので、例えば昼時はイスラム教徒の多くが祈りをしていて、その時間帯は営業時間が変わったりします。イスラム教の祝祭日にはお店が閉まったりします。
しかし、そういった人たちがいるというだけで、全てそれに合わせないといけない、というわけではありません。お互いに一定の距離感を保ちつつ、共存している印象です。世界中から人が集まってくるので、多様な文化、宗教、国籍、バックグラウンドを持った人たちがいます。
それによって、お互いの文化や宗教に対する理解が深まります。私は今まで知らなかったイスラム教の習慣やヒンドゥー教の慣習などを身近に感じることができました。
そういう人々との交流の中で、今まで気づかなかったこと、生活の中で大切なこと、考え方などが分かるようになるのです。そういうことを共有する人も少ないので、外部の情報を見て内省していくということがとてもあります。
カルチャショックを受ける、というわけではありません。程よい刺激の中で学びを深めていける環境です。
ドバイは新しい国なので、歴史や伝統を感じるというよりも、これからの国としてどうしていきたいか、どんな人々と活動したいか、といった未来志向な人が多いなと感じています。アラブ文化に期待する、というより、UAEという理想郷になるのか、というような新しい国、新しい文化として、ドバイの文化に触れることは面白いと思います。
ドバイ生活に向いている人、向いていない人
ドバイでの生活に向いているのは、成長意欲が高い人、例えば、起業家、事業を拡大したい経営者、インフルエンサー、YouTuber、インスタグラマーなどです。
インターネットビジネスをしていて、どこでも自由に働ける人、どこにいっても収入を得られる人はドバイの環境に非常に合っていると思います。治安や安全性を重視する人、温暖な気候を求める人などもドバイに適していると思います。
高い資産や副収入を得ている人は、税制の恩恵を特に受けやすいです。ドバイは税率が非常に低いので、資産を最大化したい人にはうってつけです。
一方、ドバイに向いていないのは、日本の慣れ親しんだ環境で暮らしたい人、環境を変えたくない人、日本という土地で骨を埋める、というような考えの人です。わざわざ環境を変えてストレスを抱えてまで税金を抑えたい、というのでなければ、日本の方が合っているでしょう。
ドバイの新しい環境、人のエネルギーを感じるところから力を得ながら、常に成長意欲を持って様々なエネルギーに触れられる環境で生活したい人は、ドバイがお勧めだと思います。
まとめ:ドバイ移住は「あなた次第」
ドバイ生活1年間の総括として、鈴木さんは華やかな生活を送っていたわけではなく、仕事に集中する日々だったと語っています。ドバイ移住は、必ずしも華やかな生活を送れるとは限りません。
しかし、ドバイには、独特のエネルギーと成長のチャンスが溢れています。 自分に合った生活スタイルを見つけ、人生を豊かにしたいと考える人にとって、ドバイは魅力的な場所と言えるでしょう。ドバイ移住をご検討の方は、ぜひ一度、ドバイ総合研究所にご相談ください。
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