K-POP 新人グループ「DIVA」を襲う数々のスキャンダル：デビュー前に起こった衝撃の出来事と、その後の波紋

K-POP 新人グループ「DIVA」を襲う数々のスキャンダル：デビュー前に起こった衝撃の出来事と、その後の波紋

韓国のK-POP界でデビューを控える新人ガールズグループ「DIVA」。しかし、彼女たちの名前が知られるようになったのは、音楽活動ではなく、次々と発覚する所属事務所の不祥事やメンバー個人のスキャンダルによるものだったのです。 この記事では、DIVAと所属事務所を巡る衝撃的な事件の全貌を徹底的に解明し、K-POP業界の闇の一端を浮き彫りにします。

所属事務所「LPAエンターテインメント」の衝撃的な過去

DIVAの所属事務所であるLPAエンターテインメント（Lee Soul Performance Art Company）は、2022年に深刻なスキャンダルに巻き込まれました。 複数の練習生から、事務所側が下着の写真を送るよう要求していたという告発が浮上したのです。

事務所側は「デビューを早めるため」と釈明しましたが、公開されたテキストメッセージには練習生の体重に関する議論や、写真要求の真意を疑わせる内容が含まれており、世論の激しい反発を招きました。 多くの練習生が、同様の性的搾取や虐待を経験したと証言し、その非道な行為は広く批判を浴びました。

練習生「A」の悲痛な告発

ある元練習生「A」さんの体験談は、LPAエンターテインメントの実態を浮き彫りにするものでした。 Instagram広告で事務所を知ったAさんはオーディションを受け、合格。 その後、CEOとのKakaoTalkでのやり取りが始まり、第二段階のオーディションとして、他の5人の少女たちとグループを結成することになりました。これは、当時デビュー準備中だった「Angel Roos」というグループだったとされています。

最初は良好な関係を築いていたメンバーたちでしたが、状況は急変します。事務所からダンスや歌の動画の送信を要求された後、Aさんは衣服を脱いだ状態での写真の提出を求められたのです。 当時未成年だったAさんは強い不快感を感じましたが、事務所から送られてきた他のメンバー（Angel Roos所属）の裸の写真と体格データを見せられ、やむなく要求に従うことになりました。 しかし、その後、事務所との連絡は途絶えてしまいました。

CEOの釈明と警察の捜査

Aさんの告発を受け、LPAエンターテインメントのCEOであるLee Soul氏は、韓国人および外国人練習生からの写真提供は全て合意の上で行われたと主張しました。 その目的は、モデル事務所で行われているような自己管理（体重管理、体型管理）の追跡によって、短期間でデビューを成功させるためだったと説明しました。

しかし、この釈明はインチョン警察の捜査を招き、Lee Soul氏のコンピューターと携帯電話は押収され、デジタルフォレンジック分析が行われました。 その後、CEOは非公開の容疑で逮捕・勾留されました。

繰り返される事務所名変更と新たな疑念

LPAエンターテインメントは、立て続けに事務所名を変更することで、過去の不祥事から距離を置こうとしました。 まず「Namuエンターテインメント」に改名しましたが、有名な芸能事務所「Namu Actors」との酷似性から、評判を利用しようとしたのではないかという疑惑が浮上しました。

その後、2023年10月には「NAエンターテインメント」に改名。さらに新たな練習生の募集を開始し、今度は「未成年者を除く」という但し書きを入れた募集広告を出しました。 しかし、この「未成年者を除く」という記述が、かえって過去の不祥事を想起させ、ネチズン（韓国のネットユーザー）の不信感を深める結果となりました。

デビュー直前、DIVAメンバーに新たなスキャンダル

そして、DIVAのデビュー直前、メンバーに新たなスキャンダルが襲いかかります。 まず、セネガルとフランスの血を引くメンバーKiahは、過去に作成したPinterestボードが流出しました。 そのボードには、韓国人男性アイドルとの間にできた子供の写真（実際には存在しないもの）や、魅力的な韓国人男性に関する多数の投稿が含まれており、「韓国ブーム」と「韓国文化の過剰な理想化」を批判する声が殺到しました。 Kiahは謝罪声明を発表しましたが、その後の批判は収まりませんでした。

メンバーAnna（May）を襲う複数の疑惑

もう一人のメンバーAnna（May）もまた、複数の問題に巻き込まれました。 人種差別的な発言をしたという告発、問題のある人物との交際疑惑、そして暴行事件への関与疑惑などが浮上したのです。

人種差別発言疑惑

Annaは人種差別的なスラングを使用したと告発されました。 彼女は自身のルーツが混血であると主張し、そのスラングが韓国における「韓国ブーム」を揶揄する表現と同じ意味だと勘違いしていたと釈明しました。 しかし、歴史的文脈を考慮すると、そのスラングの使用は許されるものではないと、多くの人が批判しました。

問題人物との関係と虚偽情報拡散疑惑

Annaは過去に、オンラインで他人を苦しめることで知られる「サセング」のHead Cute DollとLil Kraと交流していたことが明らかになりました。 彼女は当初、これらの女性たちの問題行動を知らなかったと主張しましたが、彼女たちをブロックしたことで、逆にこれらの女性たちから虚偽情報の拡散という報復を受けたとしています。 虚偽情報には、Annaが韓国で不法就労をしていたという内容や、アダルトエンターテイメント業界に携わっていたという内容も含まれていました。

暴行事件への関与疑惑

さらに、Annaは暴行事件に巻き込まれたと報道されました。 動画にはAnnaがLil Kraらと争っている様子が写っており、Lil Kraが朝7時にAnnaを襲ったとされています。 Annaは全ての容疑を否認し、無実を主張しました。

DIVAの公式声明とAnnaの脱退

これらのスキャンダルを受け、DIVAは2025年1月1日、公式声明を発表しました。 人種差別発言や暴行事件について、過去の間違いを認め、謝罪。メンバーAnnaはグループを脱退し、自己成長に専念することとなりました。

DIVAの未来：克服か、それとも終焉か？

DIVAは、デビュー前から数々の困難に直面しました。 所属事務所の不祥事、メンバーの不適切な言動、そしてそれに伴うバッシング。 これらの問題が、彼女たちのキャリアに暗い影を落とすことになるのでしょうか？ それとも、困難を乗り越え、真の実力と魅力で世界を魅了するグループになれるのでしょうか？ DIVAの今後の動向から目が離せません。

今後の展開に注目が集まるDIVA。 果たして、彼女たちはこれらの困難を乗り越え、成功を掴むことができるのか？

まとめ：K-POP業界の闇と、その犠牲者たち

DIVAと所属事務所を巡る一連の事件は、K-POP業界の光と影、そして残酷な現実を私たちに突きつけました。 過酷な練習生制度、事務所によるパワハラや性的搾取、そして、ネット社会における誹謗中傷の恐ろしさ。 DIVAのケースは、これらの問題に改めて目を向け、改善を促すきっかけとなるべきでしょう。 K-POPアイドルの華やかな舞台の裏には、想像を絶する苦悩と犠牲があることを、私たちは決して忘れてはなりません。

読者の皆様への質問

皆さんは、DIVAの今後の活動について、どのようにお考えですか？ 彼女たちはこれらの困難を克服し、人気グループとして成長できると思いますか？ あなたの意見をコメント欄で教えてください。

付録：用語解説

• ネチズン: 韓国のネットユーザー
• サセング: アイドルに過剰な執着を見せ、プライバシーを侵害するファン
• 韓国ブーム: 韓国文化に強い関心を示す現象
• Korea Boo: 韓国文化に過剰に熱狂する非韓国人のこと

この事件は、K-POP業界の内部事情、特に練習生に対する扱い方や、事務所の倫理観、そしてソーシャルメディアの力とその危険性を浮き彫りにしたと言えるでしょう。 DIVAの今後の活動、そしてK-POP業界全体への影響に、引き続き注目していく必要があります。