背筋が凍る!日本の都市伝説3選と、その背後に潜む人間の恐ろしさ
- 2024-12-31
背筋が凍る!日本の都市伝説3選と、その背後に潜む人間の恐ろしさ
皆さんは、夜寝る前にゾッとするような話を聞いたり、読んだりした経験はありませんか? 今回は、実際に起きたと噂される、背筋が凍るような日本の都市伝説を3つご紹介いたします。単なる怖い話ではなく、これらの物語を通して、人間の深淵に潜む恐ろしさ、そして人間の欲望と悪意の恐ろしさを探っていきましょう。
1. 遺体の焼却場で起きた不可解な出来事
私がかつて遺体火葬場でアルバイトをしていた時の話です。ある朝、玄関を掃除していると、黒いSUVが乗り付けてきました。車からは、いかにも成金風のおじさんが降りてきて、「遺体を焼いてくれ」と高圧的に言い放ったのです。
通常、遺体の搬入は事前に業者や遺族から連絡があり、届け出などの書類を準備する時間があります。しかし、このおじさんは、最上長に話を通しているからすぐに焼いてくれと言うのです。
仕方なく、そのおじさんに待ってもらい、最上長に事情を説明しました。最上長も「すぐに焼いてやれ」との指示。しょうがなく、急いで火葬炉の準備を始めました。
遺体は30歳くらいの男性で、まだ亡くなったばかりというのか、普通の遺体よりも顔がピンク色をしていました。焼却前に確認をしましたが、外傷などはありませんでした。綺麗でした。
火葬炉に遺体を入れて焼却を開始し、約20分後、火葬炉の中から「ドカン、ドカン」という物凄い音が聞こえてきたのです。その瞬間、私は目の前が真っ暗になり、「もしかして生きていたんじゃないの!?」と恐怖で固まりました。
しかし、20分もすれば遺体は完全に焼けるはずでした。仮に生きていたとしても、今更助けるのは不可能です。そして何より、手足が震えて、どうすることもできませんでした。
通常1時間あれば遺体は灰になるのですが、あまりの恐怖に、30分以上も火葬炉を開けることができませんでした。成金のおじさんもいなくなっていました。
恐怖のあまり、最上長を呼び、火葬炉を開けてもらいました。すると、焼き肉のような匂いがプンと漂ってきました。最上長がトングで遺体を引っ張り出そうとすると、男性の遺体は半分だけ焼け焦げ、うつ伏せになっていました。
その瞬間、私はわけが分からなくなり、気が遠くなって倒れてしまいました。しかし、冷静に考えると、その男性は生きていた可能性が高い。焼ける熱さで火葬炉の中で暴れ、中のバーナーを壊したと考えられます。そのため、完全に焼ける前に火葬炉を開けたのです。
その後、最上長が私に1000万円を渡してきました。何の説明もなく、ただ渡されただけです。現在、そのお金で生活をしていますが、今でもあのトラウマが夢に出てくるのです。本当に辛いです。
2. 動物保護サイトの不自然な画像
昔、とあるホームページで「怪我をしたかわいそうな動物に寄付を」というサイトがありました。片足がない犬や内臓が飛び出た猫の写真が掲載され、目を背けたくなるようなものばかりでした。
しかし、回復過程の写真も順を追って掲載されていたので、そこそこ寄付金が集まっていたようです。手術にも当てているようで、元気な姿に安心できるホームページでした。
しかし、いくらなんでもなくなった手足が再生するのか?そもそも死んでいなかったのか?そんな疑問がわき、画像のファイル作成日時を調べてみました。
すると、完治後の元気な姿の写真は、無残な姿で横たわる写真の作成日時よりも前に作成されていました。
3. 税務署員の奇妙な体験
私が税務署員だった頃の90年代の話です。電電(NTT)長官宅のある調査に入った時、玄関で奥さんが数珠をジャラジャラさせながら「悪霊退散!悪霊退散!悪霊退散!」と呟き続けていました。
その家がある新興宗教を信仰しているのは事前に知っていましたが、さすがに面食らいました。同僚のAは「奥さん、ずいぶんと不機嫌ですね」と皮肉を言いました。
家主に聞くと、「今日の来客が災厄をもたらすという夢を見たらしい」とのこと。家は宗教関連の飾りがあるだけで、普通のセレブの家でした。
調査を始めましたが、脱税の証拠が見つかりません。家主は余裕綽々で、頭を抱えていたその時、Aが声を上げました。「調査してない場所が一つだけある!」と。
神棚でした。Aが神棚に手をかけようとした途端、悪霊退散と叫び続けていた奥さんの顔が青ざめ、「地獄へ落ちる!地獄へ落ちる!」と騒ぎ始めました。家主も怒り出し、「やめろ!やめろ!呪われるぞ!死にたいのか!」と叫びます。
私たちは、その慌てようを見て、ビンゴだと興奮しました。Aが神棚を調べると、小さな箱が見つかりました。証拠があると思った矢先、どなる奥さんと家主をよそ目に箱を開けたAは叫びました。「うお!」
中には、女性の髪の毛と爪、そして動物の剥製と見える眼球などが大量に入っていたのです。調査員一同、唖然とします。奥さんが恐ろしい目でこちらを見上げ、何かを呟きました。
「だから言ったのだ!お前たち、もう命はないかもしれないぞ!」
Aは震えながら箱を閉め、神棚に戻しました。上司に調査失敗を報告すると、上司から怒鳴られました。「だからお前は詰めが甘いんだ!待ってろ、今から俺が行く!」
しばらくして上司が到着。上司は神棚にドスドスと近づき、箱を平然と開け、中を捜り始めました。 「うええ!よく手が入るな!」と驚いていたら、上司がニヤリと笑いました。
「見ろ!箱は二重底だ!」
二重底の箱からは、脱税の証拠である裏帳簿が見つかりました。家主と奥さんの顔は青ざめました。
調査後、上司は言いました。「本当に怖いのは幽霊や呪いじゃない。人間の欲望と悪意だよ。金のためなら嘘をつくし、隠蔽だって平然とする。今回の調査を見ろ。神棚に隠すという卑怯さ、呪いに対する人間の恐怖を利用した巧妙な手口。本当に怖いのは人間の欲望と悪意だ。」
その後、1年以内に箱に触ったAは自殺し、上司は交通事故で死亡しました。2人が死んだのは偶然か?本当に怖いのは人間の欲望と悪意だけなのだろうか?
4. 一家心中とオカルト研究会
群馬県のある田舎で一家心中があったそうです。仮に鈴木さん一家とします。それから数ヶ月後、その家が取り壊されることになりました。
その時、東京の大学のオカルト研究会のようなサークルに所属する学生が、「壊される前にその家を見物しよう」ということになりました。男女4人で現場に行くと、家は壊されかけていました。
色々なものが散乱しています。ビデオを撮りながら「鈴木さん、お邪魔します!」「ここはダイどころですね」「トイレ借りていいですか?」と冗談を言いながら探索しますが、女性の一人が怖くなって帰ることになりました。「お邪魔しました!」
そこでビデオ撮影をやめ、車に乗り込みました。帰りの車の中で、もう一人の女性が指輪を拾って、「記念に物置に置いておこうよ」と言いました。
翌日、男性陣のアパートでビデオを見ることにしました。「お邪魔しまーす!お待ちしてました!」
聞こえないはずの声が聞こえ、4人はお互いを見つめ合いました。「ここはダイどころですね。」「はい。」「トイレ借りていいですか?」「どうぞ。」「お邪魔しました!」
行かないで!
沈黙した4人。その時、全員の携帯が同時に鳴り始めました。一瞬パニックになりましたが、落ち着きを取り戻し、電話に出てみました。
男性2人の携帯は無言電話。怖がっていた女性も無言電話。指輪を拾った女性は携帯から、
「あの、鈴木ですけど…指輪を返して…」
という声が聞こえてきたのです。
5. 工場での異様な出来事
私が大阪の工場で働いていた時、限界を超えた人が凄まじい行動をするのを目撃したことがあります。それは、私にとってトラウマになるほどでした。
プラスチック成形機の金型をご存知でしょうか?その中に、先輩が入っていったのです。「製品が張り付いたのかな?」と思って「どうしたんですか?」と声をかけた時、気づきました。
先輩は、安全策を自ら施していたことに!「ズー、ズシュゥ、メキメキメキメキパキブシュゥ」と、突然、手が届いた非常停止ボタンを押しました。
ぴったりと閉じた金型を見て、先輩はもう生きていないことを知りました。しかし、開けるわけにもいかず、主任に泣きついていました。
主任は工場長を呼び、現場にいた者を全員工場から退去させ、機械を操作しました。工場長の威圧と悲鳴とも取れる音が聞こえてきました。
救急隊と警察が到着しましたが、警察官は開け放たれた機械を見て、口から嘔吐物を吐きながら工場の外へ走って行きました。
その時、ドアから少しだけ見てしまいました。そこには、人間の残骸がわずかに残った塊がありました。私はその後、退職したそうです。今でも夢に見ます。
6. 運動会での悲劇
聞いた話ですが、ある小学校に体の弱いB君がいました。運動会には参加できませんでしたが、小学校最後の運動会だったので、先生に無理を言って参加させてもらいました。
最後の50メートル走、B君は参加し走りました。他の生徒がゴールしていく中、最後まで残ってしまいました。苦しそうに走っていますが、諦めず頑張るB君に暖かい応援が飛び交いました。
ゴール手前に来た時、あふれんばかりの拍手が!B君はゴールしましたが…
運動会とは直接関係ありませんでしたが、その後病状が悪化し、B君は帰らぬ人となりました。先生はB君がゴールする瞬間の写真を撮っており、クラスの皆で見た時、誰もが言葉を失いました。
B君がゴールする時、周りの拍手は皆、手のひらをぴったり合わせた合掌状態でした。まるで彼の未来を弔っているかのようだったのです。
7. マンションのエレベーターと幽霊
友人が高校生の頃、住んでいたマンションのエレベーターには幽霊が出る噂があったそうです。なぜそんな噂が流れたのかと言うと、あまりにも幽霊の目撃者や怪奇現象を体験した人が多すぎたからです。
マンションの住人はそれぞれ恐ろしい体験をしていましたが、最初は気のせいだと話せず、各自で口をつぐんでいました。しかし、世間話が始まると「私もです」と多くの住人が同じような体験をしていることを打ち明け始めました。
突然エレベーターが止まったかと思うと、天井から何かが落ちる音が聞こえたり、電気がものすごい速さで点滅したり、ドアが開いた瞬間に自分以外誰もいない中から誰かが勢いよく出て行ったり…。
もはや普通のエレベーターではなくなり、利用する住人も減っていき、多くの住人は階段を使うようになりました。
霊感の強い友人は、7階に住んでいたのでエレベーターを使っていました。そんな彼にも、とんでもない目に遭う日がやってきました。
いつものように部活動を終え、エレベーターに乗った友人。霊現象などは全く気にしていませんでした。そんな時、エレベーターのドアは閉まり、7階を目指します。
何もせずボーッと立っていた友人の視界に異様なものが映りました。視線の先に何かが垂れ下がっているのです。
よく見ると、それは長い黒髪で、辿っていくと天井の換気扇から垂れ下がっていました。さすがに平常心を失い、ひきつけを起こしかけた時、更に恐ろしい出来事が…。
天井から女性の遺体が、まるで生き物のように這い出してきて、友人の目の前に顔を突き出しました。その顔は歪んでいて、眼球はなく、顎がねじれてひん曲がっていましたが、口元は嬉しそうに笑っていたそうです。
恐怖のあまり凍り付いた友人。女性はエレベーター内の壁をものすごい勢いで這い回っていたそうです。
後日、友人は悟りました。女性は飛び降り自殺を、建物が無くなるまで永遠に繰り返すのだと…。
これらの物語は、単なる怖い話ではありません。人間の脆さ、欲望、そして悪意の深さを改めて考えさせられる、深い教訓を含んだ物語です。背筋が凍るような恐怖体験の裏側には、想像を絶する人間の闇が潜んでいるのかもしれません。そして、それこそが真の恐怖なのかもしれません。 これらの話を通して、皆さんは何を考えますか?ぜひコメント欄で共有してください。