Coinbase Base Layer-2:巨大なチャンスと新たなGem発掘戦略

Coinbase Base Layer-2:巨大なチャンスと新たなGem発掘戦略

Coinbase Base Layer-2:巨大なチャンスと新たなGem発掘戦略

Coinbaseが自社レイヤー2ブロックチェーン「Base」をローンチしました!これは、暗号資産投資家にとって見逃せない大きな機会です。本記事では、Baseネットワークへのブリッジ方法、有望なプロジェクトの探索方法、そしてCoinbaseエコシステムの潜在能力について詳しく解説します。

Baseネットワークの概要:Optimism OP Stackを採用した高速・低コストなレイヤー2

Baseは、OptimismのOP Stack上で構築されたOptimistic Rollupタイプのレイヤー2ネットワークです。ArbitrumやOptimismと同様に、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決し、高速かつ低コストなトランザクションを実現します。MetaMaskなどのEVM互換ウォレットに簡単に追加できます。

Baseネットワークの優位性:

  • Coinbaseの巨大なユーザーベース: Coinbaseアプリとウォレットからの大量のユーザー流入が見込まれます。これは、Baseエコシステムの急速な成長を促す大きな要因となります。
  • 主要取引所の独自レイヤー2: Binance Smart ChainやCronosネットワークと同様に、主要取引所が独自で開発したレイヤー2は、多くのユーザーと資金を引き寄せ、高い採用率を達成する可能性を秘めています。
  • 取引所によるトークンの上場: Baseで発行された主要なトークンはCoinbase取引所に上場される可能性が高いため、開発チームにとって魅力的な環境が提供されます。これは、PancakeSwap(Binance Smart Chain)やVVSS(Crypto.com)のような成功事例からも明らかです。

Baseネットワークへのブリッジ方法:MetaMaskとCoinbaseアプリの2つのアプローチ

Baseネットワークを利用するには、まずイーサリアムからBaseへ資産をブリッジする必要があります。大きく分けて、MetaMaskを用いる方法とCoinbaseアプリを用いる方法の2つのアプローチがあります。

MetaMaskを用いたブリッジ方法

ステップ1:MetaMaskへのBaseネットワークの追加

chainlist.orgにアクセスし、MetaMaskを接続して「Base」を検索します。「MetaMaskに追加」ボタンをクリックして、MetaMaskにBaseネットワークを追加します。

ステップ2:イーサリアムからBaseへのブリッジ

bridge.base.org(公式ブリッジ)にアクセスし、MetaMaskを接続します。イーサリアムネットワークを選択し、ブリッジしたいETHの量を入力して「Deposit ETH」をクリックします。MetaMaskでトランザクションを確認して承認すると、数分後にBaseネットワーク上のMetaMaskウォレットにETHが反映されます。

注意点:公式ブリッジからのETHの引き出しは7日間の遅延があります。 これは、Optimistic Rollupの特性上、セキュリティ確保のために必要な措置です。

7日間の遅延を回避する:サードパーティブリッジの利用

7日間の遅延を回避するには、サードパーティブリッジを利用します。base.orgの「Ecosystem」タブからブリッジ一覧を確認できます。

Hop ProtocolAxelarStarGate FinanceSynapse Protocolなどが利用可能です。これらのブリッジでは、イーサリアムからBaseへのブリッジ、そしてBaseからイーサリアムへのブリッジを遅延なく行うことができます。

ガス代の節約:ArbitrumやOptimismからのブリッジ

イーサリアムメインネットからブリッジする際には、高いガス代を支払う必要があります(約10ドル)。しかし、ArbitrumやOptimismなどの他のレイヤー2にETHを保有している場合、Hop Protocolなどのサードパーティブリッジを使用して、非常に低いガス代(例:27セント)でBaseネットワークにブリッジできます。

Coinbaseアプリを用いたブリッジ方法:最も簡単な方法

Coinbaseアプリは、Baseネットワークへのブリッジを非常に簡単に行うことができます。

ステップ1:CoinbaseアカウントへのETHの入金

CoinbaseアカウントにETHを入金します。

ステップ2:Web3ウォレットへの転送

Coinbaseアプリの「Web3」タブからWeb3ウォレットにアクセスします。ウォレットアイコンをクリックし、「暗号資産を追加」を選択して、CoinbaseからWeb3ウォレットにETHを送信します。

ステップ3:ネットワークの選択

送信時にネットワークを選択できます。Baseネットワークを選択して送信すれば、数分以内にBaseネットワーク上のWeb3ウォレットにETHが反映されます。

Coinbaseアプリの利点:

  • BaseネットワークのdAppへの直接アクセス: Coinbaseアプリは、Baseネットワーク上の様々なdAppを直接サポートしています。
  • MetaMaskへの直接ブリッジ: CoinbaseアプリからMetaMaskへ、Baseネットワークに直接ETHを送信することもできます。

Baseネットワーク上の有望なプロジェクトの発掘:DEX ScreenerとTVL分析

Baseネットワークは初期段階であるため、多くのプロジェクトが台頭し、消滅していく可能性があります。有望なプロジェクトを見つけるための戦略を以下に示します。

DEX Screenerによるトップアルトコインの探索

DEX Screenerを利用して、Baseネットワーク上のトップアルトコインを確認できます。ただし、初期段階のプロジェクトはリスクが高いことに留意してください。多くのプロジェクトが「Rug Pull(詐欺)」を行う可能性があることを認識しておくべきです。

Base Swapの現状と今後の展望

現在、Baseネットワーク上で最も有力なDEXはBase Swapです。しかし、ローンチ直後から価格が800%上昇しており、過熱状態と言えます。そのため、現状では投資を控えることを推奨します。

DeFi LlamaによるTVL分析

DeFi LlamaでBaseネットワーク上のTVL(Total Value Locked:流動性ロック額)を確認し、各DeFiプロトコルの採用率を把握できます。Base Swapは、現在Baseネットワーク上で最大のTVLを誇っていますが、今後、他のプロトコルが台頭する可能性もあります。

ソーシャルメディア分析によるプロジェクトの信頼性評価

プロジェクトの信頼性を判断するために、ソーシャルメディア(特にTwitter)で、主要なパートナーシップや開発チームの経歴などを調査します。Base Swapは、Ethos Reserve、Overnight Finance、Squid Routerなど、信頼性の高いプロジェクトとパートナーシップを結んでおり、一定の信頼性を持つプロジェクトである可能性があります。

Sense Swap:CyberSwap開発チームによる新たなDEX

Sense Swapは、Arbitrum上で人気を博したCyberSwapと同じ開発チームが開発したDEXです。CyberSwapは、Arbitrumシーズン中に18ドルまで価格が上昇し、3億ドル以上の評価額を達成した成功事例です。この実績を踏まえれば、Sense Swapにも一定の信頼性があると言えるでしょう。

まとめ:Baseネットワークの潜在能力と今後の見通し

Coinbase Base Layer-2は、Coinbaseの巨大なユーザーベースと積極的な支援により、大きな成長の可能性を秘めています。初期段階ではリスクも高いですが、慎重な調査と分析によって、有望なプロジェクトを発見し、大きなリターンを得るチャンスがあります。本記事で紹介した方法を参考に、Baseネットワークの動向を注視し、適切な投資戦略を立てましょう。

今後の展望:

  • Coinbase独自のグラントプログラムによるエコシステムの更なる活性化
  • 新規プロジェクトのCoinbase取引所への上場
  • より多くのLegitなプロジェクトの登場

継続的な情報収集を心がけ、リスク管理を徹底することで、Baseネットワークの成長から利益を得る機会を最大限に活かしましょう。

本記事の情報は、あくまで筆者の個人的な見解に基づいています。投資の決定は、ご自身の責任において行ってください。