ひどいけど中毒性あり? アニメの衝撃的OP・EDダンスを徹底解説!
- 2025-02-25

ひどいけど中毒性あり? アニメの衝撃的OP・EDダンスを徹底解説!
アニメのオープニングやエンディングは、作品の世界観を一瞬で伝える重要な要素です。特に印象的な楽曲やダンスは、視聴者の記憶に強く残りますよね。今回は、そんなOP・EDダンスの中でも「ひどい!」と話題になったアニメ作品を3つピックアップ。そのダンスのクオリティや、視聴者の反応、そして制作側の対応まで徹底的に解説していきます! 準備はいいですか? ゆっくりしていってね!
1. 「黒いはめだかに私の可愛いが通じない!」の衝撃的OPダンス
最近放送開始したばかりのアニメ「黒いはめだかに私の可愛いが通じない!」。そのオープニングダンスが、SNSで大きな話題を呼んでいます。一体どんなダンスなのか、詳しく見ていきましょう!
作品概要
まずは、このアニメの基本情報を整理しましょう。
- 原作: くずえらん氏による漫画作品。2020年に週刊少年マガジンで読み切りとして掲載され、その人気から2021年に連載開始。
- アニメ化: 2025年1月からテレビ東京系列で放送中。
- 舞台: 東京のとある高校。
- あらすじ: 主人公の可愛らしい女の子「モナ」は、転校先の高校で、クールで無口な「めだか」に遭遇します。モナはめだかに自分の可愛さを伝えようとしますが、その過剰な行動が逆にめだかを警戒させてしまう、というラブコメディです。
- 見どころ: モナの自己顕示欲の強さと、めだかの冷淡で素っ気ない態度のギャップが笑いを誘うポイント。ラブコメディらしいドタバタ感も見どころです。
問題のOPダンス:上半身だけ動いている?
このアニメのオープニングでは、主要ヒロインたちが横並びで踊るシーンがあります。しかし、このダンスが「ひどい!」と話題になった理由、それは…
なんと、上半身だけが激しく動いているのに対し、下半身はほぼ固定されたまま!
まるで、上半身だけが独立して踊っているかのような不思議な光景です。さらに、全員がシンクロして踊るという点も、独特な印象を与えています。
この奇妙なダンスは、視聴者から以下のような反応が寄せられています。
- 「上半身だけ動いてる…なんというか不気味…」
- 「全員シンクロして踊ってるの、怖い…」
- 「ひっくり返した虫みたい…」
しかし一方で、
- 「クセになる可愛さ!」
- 「面白いから好き!」
- 「中毒性がある!」
といった肯定的な意見も見られます。
このOPダンスは、賛否両論を巻き起こす、まさに「究極の挑戦」と言えるでしょう! しかし、その「ひどさ」故に、多くの人々の記憶に刻まれたことは間違いありません。 もしかしたら、数年後には「懐かしい」と評価される日が来るかもしれませんね。
2. 「俺の青春ラブコメは間違っている。」最終期のEDダンス
続いては、人気ライトノベルが原作のアニメ「俺の青春ラブコメは間違っている。」最終期のエンディングダンスです。こちらも、独特のダンスで話題になりました。
作品概要
- 原作: 渡航氏によるライトノベル。2011年から2021年まで全18巻が刊行された人気シリーズ。
- アニメ化: 2020年7月から、TBS、Amazonプライムビデオなどで放送・配信されたシリーズ完結編。
- あらすじ: 友達も彼女もいないひねくれぼっち高校生の比企谷八幡が、教師の平塚静先生に命じられ、雪ノ下雪乃らが所属する奉仕部に加入することになります。奉仕部では、生徒たちの悩み相談を受け、アドバイスしたり、一緒に手を貸したりしながら、様々な問題解決に挑んでいきます。
- 見どころ: ぼっち生活を送る八幡の成長物語。青春ラブコメディでありながら、少し大人びたテーマも取り入れられています。
問題のEDダンス:8時だよ!全員集合?
このアニメのエンディングでは、登場人物たちが独特のダンスを披露します。 しかし、一部の視聴者は、このダンスについて、
- 「あの部分だけ動きに違和感ありまくり」
- 「唐突にダンスシーンになるのがダサい」
とコメント。特に、その動きが、「8時だよ!全員集合!」のエンディングテーマのダンスや、「あげあげホイホイ」といった応援スタイルのダンスに似ていると指摘する声もありました。
しかし、それにもかかわらず、
- 「ダサいけど好き」
- 「謎ダンス、嫌いなのに見てしまう」
- 「クセになる」
という意見も多数見られました。
「ひどい」と評される一方で、中毒性のある独特のダンスが、かえって多くの視聴者の心を掴んだようです。 この作品も、「黒いはめだかに私の可愛いが通じない!」と同様に、その「ひどさ」が魅力となった、と言えるでしょう。
3. 「学円ハンサム」のエンディング「体操」
最後は、有名なゲームが原作のアニメ「学円ハンサム」のエンディングです。 エンディングでは、ダンスではなく「体操」が披露されます。
作品概要
- 原作: 東北芸術工科大学学生が制作した同人ゲーム。2008年にニコニコ動画に投稿されたオープニング映像がきっかけとなり、ゲーム化、アニメ化されました。
- アニメ化: 2016年10月~12月にかけて、TOKYO MX、BSフジなどで放送された短編アニメ。
- あらすじ: 県内トップクラスの実力を持つ男子高校、私立巴門高校を舞台に、転入してきた主人公と、個性豊かな生徒たちとの出会いを通して、友情や愛情、葛藤などを経験する学園ラブストーリーです。
- 見どころ: 個性豊かなキャラクターたちの群像劇。学園ラブコメディですが、シリアスな要素も含まれています。
問題のED「体操」:やる気なさげなグネグネ体操!
このアニメのエンディングで披露されるのは、キャラクターたちが行う「体操」です。しかし、その動きは…
- やる気なさげでグネグネとした動き
- 関節が変な方向を向いている?
といった特徴があり、視聴者からは
- 「ヤバさしか伝わらない」
- 「関節増やさないと踊れないやつ」
- 「笑いすぎて死にそう」
- 「中毒になってきた」
といった様々な声が上がりました。
この「体操」は、ダンス以上に「ひどい」と評価されていますが、同時に「クセになる」という声も多いのが特徴です。 これもまた、独特の「ひどさ」が、魅力となっていると言えるでしょう。
アニメOP・EDダンスに見る戦略と著作権問題:星合の空のケーススタディ
今回取り上げた3作品は、いずれもOP・EDダンスが「ひどい」と話題になりました。しかし、その「ひどさ」は、単なる失敗ではなく、戦略的な側面も持ち合わせていた可能性があります。特に、「星合の空」のエンディングダンスは、著名なダンサーの振り付けと酷似していたことが判明し、著作権問題に発展しました。
星合の空のエンディングダンスと著作権問題
「星合の空」のエンディングダンスは、メロちんさんのYouTube動画と酷似しており、メロちんさん自身も比較検証動画を作成し、公式に指摘しました。結果として、制作側はSNSで謝罪し、放送分からはダンサーの名前をクレジットに加える対応をとりました。
この事件は、振り付けの著作権に関する認識の不足を改めて浮き彫りにしました。振り付けは著作権法10条1項3号の「舞踊、又は無言劇の著作物」に該当し、保護されます。ただし、単なるステップの組み合わせでは保護されません。メロちんさんや七川実子さんの振り付けは、個々のステップがどこかで見たことがあるものだったかもしれませんが、それらを繋げて完成させた独自の構成、演出にこそ、著作権の保護対象となる「独創性」があったと言えるでしょう。
この事件から学ぶべき点は、制作側が振り付けの著作権を十分に理解し、権利者の許可を得てから使用する必要があるということです。 安易な模倣は、法的問題だけでなく、クリエイターへの敬意を欠く行為であることを忘れてはいけません。
まとめ:ひどいダンスは戦略か?それとも…
今回は、ひどいと言われながらも話題となった3つのアニメOP・EDダンスを解説しました。 これらの例からわかることは、
- 「ひどい」と評されるダンスでも、中毒性や話題性により、作品への注目を集める効果がある場合がある。
- ダンスの著作権を軽視した行為は、法的問題だけでなく、クリエイターへの敬意の欠如につながる。
ということです。 視聴者にとって「ひどい」と感じるダンスであっても、制作側にとっては戦略的な要素として意図的に採用された可能性もあります。 しかし、その際には、著作権等の法的問題に十分に配慮する必要があるでしょう。
私たちの動画でもダンスを取り入れることを考えていますが、今回学んだことを活かし、オリジナルの振り付けで勝負したいと思います! 乞うご期待! (ただし、本当に踊れるかは別問題…)