2025年、世界経済危機とゴールド、そしてビットコインの衝撃的未来予測

2025年、世界経済危機とゴールド、そしてビットコインの衝撃的未来予測

2025年、世界経済危機とゴールド、そしてビットコインの衝撃的未来予測

はじめに:ヘビ年と世界経済の大変革

皆様、明けましておめでとうございます!2025年、今年はヘビ年ですね。ヘビは脱皮をするように、古いものを脱ぎ捨て、新しい自分へと変わるチャンスの年と言われています。個人レベルでも、会社レベルでも大きな変化が起こりやすい年と言われている2025年。特に今年は、仮想通貨を取り巻く環境が大きく変わる年になると言われています。

2024年11月5日に行われたアメリカ大統領選挙で、ドナルド・トランプ前大統領が政権に復帰することになりました。これにより、アメリカにおける仮想通貨を取り巻く環境は一新すると見られています。まさに、最高の「ヘビ年」を迎える予感です。

アメリカ経済は、FRBがこれまでも主導してきた金融政策によって、インフレの抑制と経済の安定が実現しつつあると言われています。しかし、こうした状況の中で、ビットコイン価格がどこまで行くのか、大きな期待と不安が入り混じっています。

気になるゴールドの奇妙な動き

実は今、ある資産が非常に奇妙な動きをしていることをご存知でしょうか?歴史を振り返ってみると、この資産の奇妙な動きはその後の恐ろしい未来の前兆になっているのです。

その資産とは…ゴールドです。

投資に関わっている方にとってはお馴染みのメジャーな資産ですが、その奇妙な動きが示唆する未来とは一体何なのでしょうか?

ゴールドの歴史:古代から現代まで続く資産

ゴールドの歴史は驚くほど古く、紀元前6000年頃にメソポタミア文明で作られた粘土板のある記述が、ゴールドに関する最古の記録と言われています。

美しく輝くゴールドは、古代より「力のあるもの」「富を持つものの象徴」とされてきました。王族や権力者はその力を誇示するために大量に保有し、装飾品に加工して身に付けるなどしてきました。

時代が進むにつれ、ゴールドは貨幣としての役割を担うようになりました。中世ヨーロッパにおける金貨や、日本の江戸時代の小判などが分かりやすい例として挙げられます。

近代においては、各国がゴールドを裏付けとして通貨を発行し、国際的な決済を行う仕組みなどが誕生しました。そして現代では、現物資産としてだけでなく、先物やETFの取引を通じて金融資産としての顔を持つようになっています。

ゴールドの現代における役割:安全資産としての価値

ここまでのお話を聞いてお分かりの通り、ゴールドは古代から現代に至るまでずっと資産としてあり続けています。現代におけるゴールドの特長は、なんと言っても安全資産とされているところです。

各国通貨や企業の株式と違って、ゴールドは価値の裏付けを必要としません。ゆえに、世界経済に何らかの危機が起きても、無価値になることはないという特徴があります。

この特徴から、ゴールドには有事の際に価格が上昇するという性質があります。戦争や経済危機によって通貨や株式を持つことの危険性が高まった時、ゴールドなら最悪紙くずになることはない、という心理が働き、他の投資資産からゴールドへ資金が逃避してくるという構造です。

歴史的に見ても、国際間の緊張が高まった時(例えば戦争が始まったりとか)、あるいは経済危機を迎えた時に、ゴールドは買われています。

ゴールド:金融業界における「炭鉱のカナリア」

ここまで説明したように、現代社会におけるゴールドは一般的には経済や市場におけるリスクが高まった時の逃避先としての役割を担っています。この点は皆さんもよく理解できていることと思います。

しかし、ゴールドの役割はそれだけではありません。

ここで皆さんに質問です。「炭鉱のカナリア」という言葉をご存知でしょうか?

これは英語圏で使われている慣用句で、昔の炭鉱夫たちが有毒ガスから身を守るために鳥かごに入れたカナリアを持って坑道に入ったことに由来します。

カナリアはよく鳴く鳥ですが、人間よりもはるかに小さく可愛らしい動物でもあります。なので、もしその坑道内に有毒ガスが充満していた場合、カナリアが先に弱ってしまいます。その変化を見て、炭鉱夫たちは自分の身の危険を察知したと言われています。

このことから「炭鉱のカナリア」は、なんらかの危機が迫っていることを知らせる前兆を示す慣用句となっています。

前置きが長くなりましたが、ゴールドには金融業界における「炭鉱のカナリア」という役割があるのです。

ゴールドの価格上昇と経済危機の関連性:歴史的データからの考察

これが何を意味するのかは、大和総研が発表したこちらの画像を見ていただければ一目瞭然です。

(ここに大和総研の画像を挿入)

これはゴールドが最高値を更新したタイミングとその後に起こった経済の事件を示しています。

  • 1972年の最高値更新:翌年に為替の変動相場制移行がありました。それまで米ドルを基準として固定されていた為替レートが、現在の様に需給で水準が決まる制度に移行したことを示しています。このことが世界経済に与えた影響は大きく、日本円を例に挙げると、それまで1ドル308円で固定されていた為替レートが変動相場制になった途端に1ドル260円まで一気に円高となりました。当時、今ほど強靭な経済を持っていなかった日本にとって、これは一大事件でした。

  • 1974年の経済危機:翌年に中東での戦争勃発から第1次オイルショックが起こります。日本を例に取ると、今度は1ドル300円まで一気に円安となりました。物価にも大きな影響を与え、CPIの上昇率が20%を超えるほどのインフレに見舞われました。この事件によって日本の高度経済成長期は終わりを迎えたと言われています。

  • 1978年の最高値更新:翌年に第2次オイルショックが発生しています。当時世界第2位の産油国であったイランで発生したイスラム革命によって、世界の原油供給が逼迫した事件です。革命によって誕生したイスラム政権は原油生産を大幅に減らし、OPECもこれに従ったため、世界の原油価格が高騰しました。これによって欧米先進国の経済は打撃を受け、低成長の時代に入りました。

その後20年以上最高値を更新しなかったゴールドですが、2007年に再び最高値を更新しました。この翌年に発生したのは世界規模の経済危機リーマンショックです。

そして、画像では取り上げられていませんが、リーマンショック時につけた当時の最高値を更新したのが2020年です。その翌年には、皆さんご存知の通り、世界を賑わせている世界規模のインフレが始まっています。

このように、ゴールドの最高値更新と経済危機発生のタイミングには、偶然では済まされないほどの法則性を感じます。

2024年のゴールドの奇妙な動き:迫りくる経済危機の兆候?

ここまでお話を聞いてくれた方の内で、もう気づいている方がいらっしゃるかもしれません。

直近でゴールドが最高値を更新したのは昨年、2024年でした。そしてこれこそが、冒頭で触れた奇妙な動きになります。

直近で世界の政治経済に大きな悪影響を及ぼすような事件は発生していません。つまり、安全資産としての需要が高まる要素が見えない状況にも関わらず、2024年3月にゴールドは最高値を更新し、その後も上昇基調を崩していないという超奇妙な状況が続いています。

この値動きをこれまでの歴史の法則性と照らし合わせると、世界的な経済危機が起こるのは今年、2025年ということになります。

迫りくる経済危機:バイデン政権の負の遺産とアメリカのバブル崩壊

それでは、次の経済危機とは具体的に何を示すのか?

それはバイデン政権の負の遺産とも呼べるアメリカ経済のバブル崩壊です。これは2023年8月14日に投稿した動画で解説しています。(動画へのリンクを挿入)

現在のアメリカ経済は、バイデン政権によって引き起こされた経済の実態にそぐわない株高・ドル高の状況にあると言われています。そしてアメリカ経済には、リーマンショックが発生した際に解決を先延ばしにした金融セクターの歪みがあります。

人為的に作られたバブル経済が長く続くことはありません。15年以上放置してきた経済の歪みを抱えた状態でのバブル崩壊は、アメリカ経済に深刻なダメージを与えると言われています。

アメリカ発の経済危機が世界にどんな影響を与えるかは、リーマンショックでもう自覚済みですよね?もしものことが起こった時、あの時のような世界的な経済危機に陥いることは、恐らく間違いありません。

バイデン大統領としては、自身の続投、または民主党政権の継続によって世界経済を犠牲にしたアメリカの債務返済計画を実行しようとしていたわけですが、昨年の大統領選挙で民主党が敗北し、共和党候補のトランプ前大統領が再当選することになりました。

これによって民主党政権による計画は失敗に終わることが確定したわけですが、彼らが引き起こした人為的なバブル相場はそのまま残ってしまっています。つまり、バイデン政権の計画におけるバブル崩壊の部分はもう後戻りができないところまで来ているということです。

2025年のタイミングで暴落が発生するのは、もしかするとリーマンショックの時よりも悪い結果をもたらすかもしれません。現在アメリカは2つの戦争を抱えています。長引くウクライナ戦争と、イランを中心とした中東諸国とイスラエルとの間で発生している武力衝突です。

アメリカは前者ではウクライナ、後者ではイスラエルを支援する形で戦争に関わっています。特にウクライナ戦争では、東側陣営の太国であるロシアが相手で、かつその背景には中国も控えています。

この状態でウクライナを支援するアメリカを始めとする西側諸国が弱ってしまうと、ウクライナ戦争での敗北だけでなく、世界の力関係における東側諸国の台頭まで許してしまう可能性があります。そうなると、アメリカの覇権が終わり、中国・ロシアが世界の覇者になってしまうような事態に発展しかねません。これは経済危機が発生した後のアメリカの回復も遅くなってしまうため、事態はより深刻になると言われています。

特に、私たちが住んでいる日本はアメリカ陣営というだけでなく、中国やロシアとも地理的に近いわけですよね。そうした事情があることから、日本においても経済的にも、そして地理的にも大きな危機を迎えると考えられます。

ビットコイン:経済危機への対応策としての注目

ここまで2025年に発生する可能性のある経済危機についてお話してきました。自分で解説しておいてあれですが、考えたくもない最悪のシナリオですよね。

しかし、私たち一般人にはもうどうしようもないくらい超でかい世界規模の話です。では、私たちは最悪の未来をただただ受け入れることしかできないのか?

実はそうでもない可能性が残っています。ここでキーワードになってくるのが、ドナルド・トランプビットコインです。

いつも僕の動画を見てくださっている方はご存知だと思いますが、トランプ氏は先の大統領選挙における公約で、ビットコインの戦略的備蓄を唱えています。

彼がそれを最初に公言したのは、2024年7月に開催されたビットコインカンファレンスで講演した時でした。

「私が当選した場合、合衆国政府の方針として、現在政府が保有、または今後取得する全てのビットコインを100%保有し続けることを宣言する。100%保有するんだ。うまくいくことを願っている。これは事実上、国家戦略的ビットコイン準備金の樹立となるだろう。」

仮想通貨投資家はこれに歓喜しました。またトランプ氏に続いて講演した共和党の新星、ルミース上院議員は、アメリカが100万BTCを購入し、ビットコイン総供給量の約5%を取得することを定める法案を発表し、後に議会へ提出するなどしています。

この法案はトランプ大統領の復帰が決まったことで現実味を帯び始めていて、ビットコイン最高値更新の原動力になっています。

しかし、先ほどのトランプさんの発言の中で気になる点が一つだけあります。皆さん、分かりましたか?その気になるワードっていうのは、ここです。

「全てのビットコインを100%保有し続ける」

どうですか皆さん?ここに違和感を感じませんか?ビットコインを備蓄するという話なので、一見すると違和感はないのですが、備蓄とは何かが起こった際に放出するものですよね。

例えばアメリカ政府は原油を戦略的備蓄品としていますが、これは国内の需給が逼迫した際にそれを緩和するために何度か放出されてきました。なので、ビットコインであっても必要になった時には市場に放出、緩和するはずなのです。

つまり、「100%保有し続ける」という発言は、アメリカの戦略的備蓄品という考え方から矛盾してしまうのです。一説によると、この発言はこれから来る経済危機への対策を促すトランプ氏からのメッセージだと言われています。

トランプ氏の意図は、国家による備蓄という名目で総発行量の5%に上る量のビットコインを購入して備蓄していくことで、ビットコインの供給を絞ることです。その目的は、ビットコインの投資環境を下落に強いものとし、経済危機が起きた時にビットコインを資産の逃避先にするとされているのです。

実は昨年からトランプさんって、ビットコインのプライス、価格についても言及するようになってるんですよね。ビットコインの価格を上昇させたいというような意向を持っていると言われています。

要するに、このトランプさんの発言を要約すると、今後起こる経済危機はもう避けられないと。ただ、逃避先のビットコインの価格だけはちゃんと守ってやるから、今のうちに逃避しろと。そういうことなんじゃないかという噂があるのです。

バイデン政権が作った負の遺産に対する最大限の抵抗手段をトランプ氏が用意してくれたんじゃないかという噂がまことしやかにささやかれているのです。

未来への展望:デジタルゴールドとしてのビットコインの進化

目の前に控えているのが過去最大級に深刻な経済危機だと仮定した場合、ビットコインに資産を逃避させたとしてもノーダメージというわけにはいかないと思いますが、他の資産や現金を持っているよりはマシな結果になるかもしれません。

もしそうなった場合、そこから本当の「デジタルゴールド」としてのビットコインの進化が促されることになるかもしれません。

まとめ:2025年、変化の年に備えよう

今回の動画では、ゴールドの価格が急騰する2025年の経済危機、そしてそれに対応する手段としてビットコインが注目されているというお話をしてきました。

トランプ大統領の今後の政策に注目が集まるわけですが、今年のどこかでこうした話題が世界中を賑わすことになるかもしれません。

今回はあくまでエンタメとしてお話してきましたが、やっぱりこの2025年って色々な面から見ても大きな変動になる、大きな躍進の年になるんじゃないかと言われています。日々の動向をしっかりキャッチしていくことで大きな差がつくと思われる2025年。日々の動向については、僕のデイリー動画でぜひ情報を追っていただければと思います。

それでは今回もご視聴どうもありがとうございました!