2025年仮想通貨市場予測:強化型上昇トレンドのカラクリと攻略法
- 2025-01-01
2025年仮想通貨市場予測:強化型上昇トレンドのカラクリと攻略法
新年明けましておめでとうございます。金融トレーダーのメリーです。このチャンネルでは、日本市場を基盤として相場分析をしていくチャンネルとなっております。2024年の全金融市場を振り返ると、2023年末からの分析動画において、私は2024年の見立てとして、ビットコイン、米国株、ゴールドを中心に、いずれも最高値を超え、バブルのような勢いで非常に力強い相場になると話していました。そして、各市場、見事に全て最高値を超え、力強いバブル相場となりました。さらに、本格急騰前から起こり得ると再三話していたドージコインやXRPを中心としたアルトコインに関しても、様々な規模の上昇を記録する形となりました。各金融市場の過去の分析動画に関しては、まとめて概要欄に貼っておきますので、よかったら今後の参考に見てみてください。
2024年市場の隠されたカラクリ:強化型上昇トレンド
実は、この2024年の各銘柄のチャートには、あるカラクリが存在します。そのカラクリを私自身明確に理解していたからこそ、その反中、どんな最悪なネガティブファンダが出ようとも、皆が暴落する局面になろうと、一貫して最高値を超え、バブルが来ることを、過去一度もブレることなく自信を持ってYouTubeで伝え続けてきました。
もちろん、全ての分析銘柄において、私が過去言った通りの展開になっているわけではないですが、そのほとんどの主要銘柄、大局観において、今の勢いの強い相場が来ることを早い段階から、私はなぜチャートのみで見立て、そしてその反中、どんなに相場が悲観的になっても、一貫して目を逸らすことなく、バブルが到来することをわかっていたのか?
それは、2025年の少なくとも前半までは、仮想通貨市場を中心に、さらに勢いを持って続いていくであろう、今の相場の非常に重要な「あるカラクリ」、知っておくべき特徴というものを私自身わかっていたからです。
では早速、そのカラクリとは何か?そうです。それは、上にいくにつれてどんどん勢いが強くなっていくタイプのトレンド、いわゆる強化型上昇トレンドの反中、今の仮想通貨市場を初め、株式相場やゴールドも属しているということです。
この強化型上昇トレンドというのは、通常のトレンド相場と比べると特別な特徴を持つトレンドで、数ある相場の中でも、一番初心者でも利益を最大化しやすく、立ち回りさえ間違わなければ、誰でも資産を爆発的に増やすことができるような、まさにボーナス相場です。もちろん、現在の高騰もモロにこのトレンドに当て嵌まります。それが今、仮想通貨市場を中心としたほとんどの金融市場で見られているということです。そして、この流れは今後2025年もさらに波が大きくなり、加熱感が増していくと思います。どちらかというと、今はまだそのトレンドの上昇です。まだまだ大きいチャンスがどんどんこれからやってきて本格化していきます。
4年間で一度だけのビッグチャンス:強化型上昇トレンドの特徴を理解する
このまさに4年ぶりの、一度しかない大きなチャンスを確実にモノにするためには、この強化型上昇トレンドの特徴をきちんと押さえた上で取引していくことが今年は非常に重要であり、資産を多く増やせるかどうかのセンターピンになってきます。現在の相場のカラクリさえ理解できれば、2025年まで続くであろうそのほとんどの相場でうまく立ち回ることができ、利益の最大化、そして資産を大きく増やせる確率は確実に高まるはずです。逆に理解しないまま取引してしまうと、このボーナス相場をモノにできず、最大のチャンスを取り逃がすことになり、そして抱えるリスクも常に付きまとうような、立ち回り次第では非常に危険も伴う相場です。
そこで本動画は、現在仮想通貨市場を中心として、株式相場やゴールドなど主要なほとんどの金融市場で当て嵌まっている、この強化型上昇トレンドに特化し、そのカラクリと特徴に加え、実践的な取引、投資していく上での適切な立ち回り方について皆さんにおしげもなく共有していきたいと思っています。
過去の学習コンテンツでも、このトレンドに関しては少し解説しましたが、その動画の解説は尺の関係もあり、簡単にしか説明しておらず、具体的なことは話していません。なので、今回の動画ではより分かりやすく、具体的にその全てを一本にまとめました。
皆さんが今の相場に対して疑問に思うであろう、今のビットコインやアルトコインがどうなったら大きい下落調整が発生しやすくなるのか、そして今後どうなったら利確すべきか、加えて実践的にどう立ち回れば利益を最大化でき、逆に絶対にしては行けない危険な立ち回りとは何か、この辺りの疑問が全て解消されると思います。今日の内容を知っているのと知らないのでは、圧倒的に今年の成績の出方に差が生まれると思います。そして、この動画を見ることで、これまで私の過去の分析がそういうことだったのかと、全て綺麗に繋がると思います。
まだ間に合います。皆さんが2025年、最終的に良い結果を残せるよう、時間を掛けて夏頃からこの動画を作成しました。是非何度も見返して自分のモノにして、今年の相場、皆で勝ち切りましょう。それでは行きます。
動画の流れとしましては、この5つの順序で説明していきます。
- まず最初に強化型上昇トレンドの特徴を簡単に解説した上で
- 押し目やレンジの組み方にはある特徴が見られます。
- 上昇の反中における下落調整時の予測と特徴に加え
- 調整後、上昇トレンド再開を示す2つの予測を抑える必要があります。
- これら4つを理解した上で実践的な活用法、いわゆる取引スタイルの選定、エントリー、利確について解説をしていく。
このような流れで説明していきますので、よろしくお願いします。
強化型上昇トレンドの特徴:バブル相場に近いトレンド
まず1つ目、強化型上昇トレンドとはそもそも何なのか?その特徴と全体像を最初に押さえていきます。前提として、相場環境は大きく3つに分かれます。それは、1つ目が上昇トレンド、2つ目が下落トレンド、そして3つ目がレンジです。全ての相場は必ずこの3つのどれかに分類されます。加えて、この上昇トレンドと下落トレンド、いわゆるトレンド相場においては、さらに3つに再分類されます。それがこの3つで、まず1つ目が、この様なタイプの上に行くにつれてどんどんどんどん上昇圧力が強くなっていくタイプの、この強化型のトレンド上昇トレンド。次に2つ目が、この様な上に行くにつれてどんどん上昇圧力が弱まっていく、失速していくタイプの失速型の上昇トレンド。そして最後3つ目が、この様なタイプの、そもそも最初から上昇の勢いが弱い弱弱型の上昇トレンド。基本的に上昇トレンドにおいても、下落トレンドにおいても、この3つに再分類、分類することができます。
で、この様な相場環境のそれぞれの特徴や把握の仕方、各相場環境にあった取引スタイルの選定などに関しては、過去の学習コンテンツで詳細に解説していますので、その動画概要欄貼っとくので、よかったら参考に見てください。その上で今日は皆さんお分かりの通り、この1つ目の強化型上昇トレンドについて、より深掘りして話をしていきます。このトレンドの特徴は、先ほども話した通り、どんどんトレンドが進行していくにつれて勢いが強くなって、投資家の加熱感がかなり増していきます。それらは調整押し目浅く、買い場をほとんど与えず、非常に展開速度が速いのが特徴です。そしてローソク足の作り方の特徴においても、上に行くにつれてどんどんボラティリティ、価格変動幅が拡大し、陽線の自体もどんどん肥大化していき、このように陽線を何連続も形成していくような相場っていうのが長らく続きます。さらに、その上昇プロセスも髭がほとんどランコーゲせずに、髭よりも実体規模が圧倒的に大きく、綺麗な規則正しい推移で、まるでN波動を描きながらトレンドが進行していくことが特徴です。つまり一言で言うと、バブル相場に近いやうなトレンドっていうのが、この強化型上昇トレンドの特徴になります。
例えばいくつかイメージし易いように強化型上昇トレンドのサンプルをこれ以外にも見せていきますと、例えばビットコインの2019年の上昇トレンドとか、まさに強化型の上昇トレンドですよね。見て分かる通り押し目浅く、上に行くにつれてどんどん上昇圧力っていうのが強くなっていくような形で推移していて、過去意識されるような硬いレジスタンスっていうのもものともせずにどんどんどんどんそのレジスタンスっていうのをいとも簡単にぶち抜いていって、上昇の仕方に関しても綺麗なN波動を描くような形で展開速度を持って浅い押し目でひたすら上昇トレンドが一気に進行して行ってるのが分かります。もちろんこの2023年から2024にかけて、今現在のビットコインの相場環境に関しても強化型上昇トレンドの反中ですよね。上にいくにつれてどんどんどんどん上昇圧力っていうのが強化されてて、押し目浅く展開速度を持ってローソク足実体を肥大化させながらトレンドが進行して行ってるのが分かるかと思います。
なので、今話したような要素がこのトレンドの大枠の特徴になります。ではなぜこの様な展開速度が早く、どんどん上昇が上にいくにつれて強まっていくのか?そのカラクリは、新規買い増えて、上昇の反中では逆張りが出てくる売り手のロスカット、いやばショートの決済買いを刈り取りながらトレンドが進行していくからです。それが次に2つ目に話す押し目、レンジの組み方の特徴になります。
押し目・レンジのカラクリ:投資家の心理を巧みに利用した罠
強化型上昇トレンドの上昇の反中、押し目レンジの組み方の特徴としては、いずれも罠が仕掛けられます。その罠のカラクリとは、いやば展開速度を速めてこの様に売られるべき水準で売られずに、強固なレジスタンス水準をことごとくぶち抜いて押し目浅く一気に上昇が進行していきますよね。つまりそれは、ある程度経験のある投資家であれば、これだけに一気に上がってきたからそろそろこの辺りで売られるだろうと、上昇の限界なのではないかと、流石にでかい調整下落が一旦来るはずだと、そのような思考が働きやすくなります。これはでも当然ですよね。基本的に上昇が伸び切った後の相場は、もう手遅れですから高値掴みのリスクっていうのが高まりますし、それから上昇っていうのを追っていってもあまり旨味がなくリスクが高いと思うのは、ある程度の経験があればその思考になるのも当然の原理です。ただ反面、上昇の展開速度が早すぎて、その上昇も取り逃がしているわけです。つまり機会損失のもったいない感も心理的には生まれやすくなります。
じゃあその状況下でどのような行動原理を取りやすくなるかっていうと、それは経験があればあるほど、この上昇はもう既に伸び切っているから高値でこれから新規で買って行くのは流石に危険だな、まあ上には硬いレジスタンスもあるし、この水準は流石にストレートにぶち抜いていくのは難しいだろうと。じゃあここからの水準であれば新規買いではなくって逆張りでショートしていった方が、これだけに一気に上がってきたから大きく崩れるかもしれないし旨味があるな、でかい下落がそろそろ来るだろうと。つまりこれだけに一気に上がったっていう根拠感とこの辺りが天井になるだろうという天井狙いの逆張りでショートを入れてくる。そしてそこにはこの上昇を取り逃がしてしまったという機会損失のもったいない感から利益を少しでも取りたいという人間の本来持っている欲も生まれやすくなるので、次はチャンスを逃す前にとポジションを取ってくる。この様な行動原理が起こりやすくなります。そしてさらにこの相場、立ちが悪いのが、この様な天井を狙った根拠感の逆張りショートの行動原理が起こりやすい前提環境下で、まるでそれら心理状況を利用するようなトラップ、罠を上昇の反中では仕掛けます。
それがこの様な上昇の反中ではいかにも一般的に売られやすい天井を示すチャートパターンである三尊であったりとか、上髭ピンバーなどのプライスアクションを形成し、売り手にショートで逆張りでエントリーしてくるように誘い込んでくるということです。まるで罠を仕掛けるように。
皆さんこの局面だったらどうでしょう?これだけの過去長らく意識されたサポート水準っていうのを割って、これだけに一旦暴落を作り出した一つのネックラインとしても働いたレジスタンス水準っていうのが、まあ上には存在している状態で、上昇も一気にそこネックから伸び切っていると言う。この価格帯において、例えばこのように三尊であったりとか、これ上値見ていくと上髭ピンバーを形成しているんですけど、売られやすいプライスアクションを形成してきたらどうでしょうか?ああこれは流石にやっぱり一旦この辺りで売られるわと思って、さらに根拠と自信を持って売りでエントリーしやすくなると思います。これが罠です。損をする未来に繋がるとは知らずに。そして最終的に売りの強い強固な利益で、この売られやすい三尊であったり上髭ピンバーなどのプライスアクションやチャートパターンを踏まえて完全に否定していくことによって、これを見て売ってきた人たちのショートのロスカット、いやば売り手の決済買いを巻き込んで力強くそれらを燃料に上昇が進行していく。これが強化型上昇トレンドの押し目レンジの組み方の特徴になります。
例えばこの2017年のビットコインのチャート。上に行くにつれてどんどん力強さが増していく強化型上昇トレンドの反中ですね。そしてじゃあそのレンジの組み方っていうのを見ていくと、やはり一般的に売られやすいチャートパターンである三尊であったりとか、買い足においてダブルトップを形成しています。そして上位足で見ていっても一般的に売られやすいプライスアクションである上髭ピンバーが存在しています。そしてこれだけに一気に上昇したトレンドです。当時おそらく盛り上がった相場から流石にこの辺りが天井だと暴落説が当時かなり数多く流れたことでしょう。そして多くの人が根拠感の天井を狙ったショートでこの三尊であったりとかダブルトップ、一過性の急落を見て逆張りしたことでしょう。しかしその後の相場においてはネックラインを割れてもなお下落が進行せずに一過性ですぐにV字上昇で変わるような状態から再度三尊内に戻ってきて下落を全戻ししています。この一過性にはチャートパターンのネックラインを深堀することで、一定ショートの人たちに、ほら当たってた。このまま下落していくという期待感を煽ります。そして期待が膨らむことでショートの人たちは利益を伸ばそうと利確せずポジション保有し続けやすくなります。なぜならそもそも天井を狙って逆張りをしている人たちが多いため、より利益を伸ばそうと考えるのが当然の判断ですよね。ただその後、その期待とは裏腹に、早急にV字上昇で巻き返すことでほとんどのショートの人たちが含み損になり踏みに潰されます。そして最終的にこれら売られやすいチャートパターンやプライスアクションっていうのを完全に否定していくことで、この間上に溜まったショートの人たちの損切り注文っていうのを大量に刈り取って、それらを燃料に力強く上昇していく。
この一連のプロセスをしっかり理解することが、この強化型上昇トレンドを攻略する一つの鍵になります。
調整方法:時間軸と値幅軸の調整
基本的に全てこの原理とプロセスに当て嵌まるんですけど、大きく押し目の作り方には2つのパターンが存在します。分かりやすいようにそれぞれのサンプルを用いて解説して行きますと、まずこの2017年の押し目のパターンっていうのは、いわゆる1つ目の値幅調整パターンですね。つまり一旦売られやすいチャートパターンっていうのを形成して、そのネックラインを一過性に割れて、縦軸の値幅調整の下落を一旦作り出した後に最終的にそれら下落を全戻しでV字上昇し、売られやすいチャートパターンを否定して力強く上昇していくっていうのがこの値幅調整のパターンですね。これも同じですよね、これ買い足でダブルトップ描いてるんですけど、売られやすいチャートパターンであるダブルトップっていうのを描いて一過性でそのネックラインを割って値幅調整を作り出した後に一気にV字で巻き返してその下落幅を全戻しするような反発を見せて最終的にこのダブルトップを否定して上昇していく。これがまず1つ目の値幅調整パターンになります。
次に2つ目の時間的な調整パターンっていうのは、一言で言うと売られやすいチャートパターンっていうのを何度も何度も作るんですけど、それが下落に機能せずに横軸の時間的な持ち合いを経てショートを溜め込んで、最終的にそれらのロスカットを巻き上げて上昇していくっていうパターンですね。この相場とか見ていくと細かく見ると、ここでであったりとか、この相場においても売られやすいチャートパターンである三尊であったりこういうダブルトップとか、買い足で見れば見るほど売られやすいチャートパターンっていうのをかなり細かく多く作ってるんですよね、このレンジの中で。そうすることによって、一定それらチャートパターンっていうのを機能させるような下落っていうのが短期的にはレンジの中で入ってくるんですよね。ただこれ立ちが悪いのが、完全にそれらチャートパターンっていうのを持ち合いのの中で否定されたわけではないので、一定ショートの人たちっていうのもまだ下落するんじゃないかっていう希望が残った状態になります。そして段々レンジの先端にいくにつれてさらに細かく売られやすいチャートパターンであったりプライスアクションっていうのをたくさん作ってくることによって、どんどんレンジの先端にいくにつれてそれら三尊であったりダブルトップであったりチャートパターンを見て売ってくる層が増加してきます。まるで落ちるぞ落ちるぞと売りを入れろと誰か罠を仕掛けるように。ただそれは逆に言うとどんどんレンジの高値にはたくさんのショートの人たちの損切り注文、言い換えると逆指値の買い注文が大量に溜まるということです。そして三々ショートの損切り注文をレンジの先端に掛け溜め込んだ挙句に最終的に売り手はその罠に見事に掛かり、一気に一般的に売りを示す三尊であったりダブルトップであったり、上位足の髭ピンバーっていうのを否定して上昇していくことでその大量に溜まったショートの人たちが損切りされそのロスカットを刈り取り、それら燃料に上昇が加熱し進行していく結末を迎える。これが2つ目の縦軸の値幅調整を伴わない横軸の時間的な調整で押し目を作っていくカラクリと特徴になります。
よって強化型上昇トレンドの押し目の極意は、ロングの人たちの視点で相場を見るのではなく、常に逆の視点から、ショートの人たちに罠を仕掛ける側の視点で見見ていくと騙されにくくなり適切な評価ができるかと思います。つまり売られやすいパターンが作られれば作られるほど、どこに売り手のロスカットっていうのが大量に溜まっているのかなっていう、ロスカット大量領域を常に意識しながら優勢を判断していくことっていうのが、この強化型上昇トレンドの押し目の極意です。
調整時の予測と特徴:トレンドラインブレイクと強い売られ方
そしてさらに加えてこのトレンドには一旦この様に短期的には強く下落していくような調整の仕方もある傾向というものが言われます。それが次に3つ目の下落調整時の予測と特徴です。
強化型上昇トレンドの調整時の特徴予測というのは大きく2つ存在します。まず1つ目が上昇の軸を為していた一本化されたトレンドラインを明確に割れてくるという事。そして2つ目がそのトレンドラインを割れてくる際には、今までにない強い下落を伴うようなプライスアクションを形成してくるということ。この2つが特徴になります。
例えば分かりやすいようにサンプルを用いて解説して行きますと、この相場も強化型上昇トレンドの反中では上昇のプロセスにおいてでかい値幅調整っていうのが1回、2回、3回と入るような形になっていますよね。じゃあその値幅調整が来る際の予測として上げられるっていうのは、まず先ほど話した上昇の軸を為していた一本化されたトレンドラインっていうのを明確に割れてくる。
この相場もそうですね、上昇の軸になっていた一本化されたトレンドラインっていうのを明確に割れたのを分岐に一旦のでかい値幅調整フェーズに移行しているのが伺えます。さらにこれらを上位足ベースで見ていきますと、2つ目の特徴であるトレンドライン割れるまではひたすら陽線を続けるような相場からトレンドラインを割る際っていうのは今までにないでかい下落を伴ったプライスアクションっていうのを形成し、その後値幅調整に達っています。
この相場も同じですよね、トレンドライン割れるまではひたすら売られてもすぐに買われるような相場で陽線を続けるような形になっていたのが、トレンドライン割る時っていうのは今までにない売られ方ででかい陰線を形成し、その後一旦の値幅調整に達しているのが伺えます。
つまり強化型上昇トレンドの一旦でかい調整下落に達する際の予測特徴っていうのは、一本化されたトレンドラインを割ってきて、それ割れる際に今までにない強い売られ方を伴ったプライスアクションを形成された場合っていうのは、それらが予測となって一旦の値幅調整フェーズに移行していく傾向があるということです。
加えてこのトレンドの調整下落っていうのは非常にボラティリティを伴った暴落に近いような短期的には大きい下落に達していきやすいっていうのが一つの特徴として上げられます。それはなぜかと言うと、この強化型上昇トレンドの特徴は、一気に押し目浅く展開速度を持って買い場を与えずに上がり続けます。それは逆に言うとロングポジションをひたすら吐かせさせないまま上昇が進行するので、ポジションが上に行くにつれて片寄り、値幅的な縦軸の調整を圧倒的に打破しながら上がり続けるということです。この調整というのは大きく2つの考え方というのが存在します。
まず1つ目がこの様な横軸の時間的な調整と、そして2つ目がこの様な縦軸の値幅的な調整です。そして調整というのは分かりやすく言い換えると、いやば次なるこの相場であるならば上昇トレンドを再開させていくための準備期間です。
時間的調整っていうのは、いわゆる横軸の持ち合い期間のことを指します。横軸で持ち合う期間が長ければ長いほど、このようにここ抜けたら上だよねっていう上昇の基準となるような節目やネックラインが明確になり、かつ形成してくるチャートパターンも長期足に到るまでの多くの時間足で認識しやすくなりますから、それを見て買って来る投資家が多くなる分、時間的調整を済ました相場っていうのはその後のトレンドも息が長く継続しやすいです。逆にこの相場みたいに横軸の時間的な持ち合いをあまり作らないまま上昇トレンドを進行した相場っていうのは、ネックラインの意識付けっていうのももちろん踏む回数とか意識される期間が短くなりますから甘くなりますし、チャートパターンの規模も、これ買い足で見ると短期足では認識できていても、これ週足レベルの上位足ベースにおいては何を作っているかの認識が全くできないですから、それだけ多くの投資家の目が留まりづらくなり、その後の上昇も一過性になったり、でかい下落が入ってきたり不安定なものになりやすいです。なのでまず相場にはこの様に長い期間持ち合いを作って時間的な調整をしっかり満たすことで長く続くような力強い上昇トレンドが築かれやすくなるっていうことです。
そして次に値幅的な調整というのは、この様な縦軸のロングポジションを軽くするポジション解消の動きです。トレンドが進めば進むほど、例えばどんどん階段を登っていくとするならば、新規の買い注文が入ってくれれば来るほどロングポジションという重りが積み重なってきます。それが積み重なれば重なるほど上にいく負担が大きくのしかかってくるのでトレンドが進行しにくくなってきます。いわゆる重くなりすぎて階段を登りづらくなってくると。じゃあもっと負担軽く階段を登るにはどうすればいいかっていうと、重りを軽くしないといけないですよね。そうすればまたフットワーク軽く階段を登り続けることができますよね。つまり上昇の反中でこうやってロングポジションという重りを軽くするために利確売りをメインとした縦軸の下落を作り出すことによって重りを軽くして、またフットワーク軽く上昇トレンドを進行しやすい状態にする。このロングポジションを片寄りすぎないように重りを軽くするポジションを解消する動きが縦軸の値幅調整という考え方になります。
つまり横軸の時間的な調整できちんと方向性を確信させるような節目の確定であったりとか、大きいチャートパターンを形成することで上昇の燃料を溜め込み、新規買いが起こりやすくなる。そして縦軸の値幅調整で一旦ロングの利確売りをメインとして下落することにより、ポジションの片寄りをなくしフットワークを軽くすることで、上値が軽くなる。
相場にはこの様な燃料を溜め込む準備が必要ということです。なのでひたすらストレートに上がり続ける相場っていうのはないですよね。こうやって必ず上昇の過程で横軸で持ち合う時間であったり、縦軸で短期的には逆行するような動きを伴いながらトレンドっていうのが進行していきますよね。それはこの様な原理原則があるからですし、この2つの要素っていうのが相場の調整という考え方になります。
ではこれらを踏まえた上で今一度強化型上昇トレンドの特徴を押さえていくと、先ほども話したようにこのトレンドは展開速度を持って一気に押し目浅くロングポジションを吐かせさせないまま上昇が進行していきます。つまりそれはひたすらロングポジションという重りを軽くせずに上にさせて上昇していくということです。例えばこの様な上昇が上にいくにつれて失速していく通常のトレンド上昇トレンドであるならば上昇の反中においてきちんと各レジスタンスで上げ止まって各利益確定で売り込まれて短期足で意識されるトレンドラインを割ったりして縦軸の値幅調整っていうのを一定伴いながら上昇が進行していってますよね。
この様に上昇の反中では一旦売られることでロングの人たちがトレンドの反中できちんと利確してくるのでロングポジションが固まりづらく、次の上昇に乗り出す際も新規の買いでロングの人たちが入って来た時にフットワーク軽く上昇が安定感を持って進行しやすくなります。
ところがこの強化型上昇トレンドっていうのは、この様に時間的な横軸の調整で持ち合ったとしても縦軸ではほとんど調整を入れずに調整浅くトレンドが進行していきます。それはいわゆる縦軸の値幅調整を圧倒的に打破しながらトレンドが進行するということです。それはつまり言い換えるとロングポジションがひたすら片寄ったまま上昇するような状態が継続していくということです。
ではなぜ縦軸の値幅調整を打破するのにこれだけに一気に上昇トレンドを展開速度をもって進行していけるかというと、先ほど見せた通常のトレンド上昇トレンドっていうのは基本的に新規買いをベースに上昇トレンドが進行していきます。ただこの強化型上昇トレンドっていうのは新規買いにおいて売り手のロスカットも燃料に上昇トレンドが進行していく特徴がありましたよね。
なのでより多くの買い注文を刈り取って上昇していくことができる分、展開速度も早くなりますし、想定以上にことごとく厚いレジスタンスっていうのをぶち抜いて上昇トレンドっていうのが圧力を強めて進行しやすくなります。ただもちろん永遠に上がり続けられるわけではありません。どこかでその調整を打破した代償と大きい屈伸っていうのがやってきます。
じゃあそのロングの人たちが何を分岐に一斉に利確してくるかっていうと、この一本化されたトレンドライン割れを基準に利確売りっていうのが非常に起こりやすくなります。そしてこのトレンドラインっていうのが短期足だけじゃなくて日足とか週足とか上位足で認識できればできるほど、その時間軸を伴った下落調整っていうのが起こります。つまり通常の勢いの上昇トレンドであるならば各利益確定できちんとロングの利確売りが起こってロングポジションを一気吐かせながら上昇が進行していくのでその調整幅も限定的になりやすいんですけど、この強化型上昇トレンドはロングポジションを吐かせさせないまま縦軸の値幅調整をひたすら打破して上昇が進行していくので、その代償で一気に溜まった分のロングの利確売りっていうのが集中して起こるので短期的にはこの様な急落するようなでかい調整下落に達っていくということです。
なのでこのチャートを見て分かる通り、トレンドラインを割れたのを分岐として調整の仕方をみていくと、短期的には1回目がマイナス38%、2回目がマイナス40%とかなり強い圧力を伴って急落するような調整の仕方になっていますよね。なのでトレンドラインってのが割れてくると縦軸の値幅調整を打破した代償が一気に起こってくるのでその調整幅も大きくなりやすいっていうのがこの強化型上昇トレンドの値幅調整時の特徴になります。
例えば仮にこの特徴を知らないままこの局面に遭遇してしまうと、かなりこの上昇が崩れるかな、これからより暴落していくかなと動揺し下落への警戒心が強まりますよね。ただ今話した特徴を知っておけばこの下落が来ても全くこの局面においても動じないと思いますし、調整の反中だなということが分かっているの圧力強く持ちきれまして取引していく上でもうまく冷静に立ち回ることができるよね。なのでこの調整時の予測と特徴を知っておくっていうのは非常にうまく立ち回る上でも重要ですし、この一連のプロセスが強化型上昇トレンドの下落調整時の予測と特徴になります。
トレンド再開を示す2つの予兆:V字回復と節目ブレイク
では今このトレンドのレンジの組み方、そして下落調整時の特徴を皆さんは理解しました。実はこの強化型上昇トレンドは一旦でかい調整に達り一定レンジを組んだ後、次に4つ目のトレンド再開を示す2つの予兆というものがあります。これらがみられたタイミングが、いよいよレンジフェーズから力強く上昇に乗り出していくことがそろそろ近いことを示します。
その2つとは何か?それは1つ目が下落幅をV字回復するような全値戻しの反発。そして2つ目がここ抜けたら上だよねっていう節目の確定です。まず1つ目の下落幅をV字回復するような全値戻しの反発が見られた時は、ほとんどの場合まだその水準は天井ではなく上昇トレンドが今後も進行していく予兆になります。
例えばこの相場においても一旦値幅調整した後、その後V字で変わるような上昇反発を見せ、最終的に押し目となり力強く上昇が進行していく。この相場も同じですよね、力強く値幅調整で下落した後も一気に展開速度を持ってV字で変わって最終的に押し目となり力強く上昇トレンドが進行していく。この相場もV字回復ではないけれど、やはり下落幅っていうのを全て打ち消し、最終的に上昇トレンドが進行していくような形になっています。
なぜV字回復の全値戻しが起こると上昇トレンドが進行しやすくなるのか?そのカラクリは、一旦短期的にはトレンドラインを割れて下落することでロングの人たちは一定この辺りが天井になるかもしれない、ここからさらに暴落するかもしれないと下落に対する警戒心が生まれやすくなります。
つまりこれが単なる調整なのか、もしくはこれから暴落を引き起こすものになりえるかっていうのはこの時点では分かりません。ただこの下落を全部打ち消すような全値戻しの反発が入ったらどうでしょう?皆さんも先程と同じ局面に立って考えてみてください。下落に対する警戒心っていうのが薄まりませんか?そして逆にまだ上昇トレンドは続くという期待が持てませんか?
つまりこのカラクリは投資家心理の側面として下落幅を一気に全値戻しで反発し打ち消すことによってこの下落は結局短期的の上昇トレンドの反中の調整に過ぎなかったよね、まだまだ上昇トレンドは継続しやすいよねという認識が取りやすくなるので、下落に対する警戒心が薄まり、逆に上昇トレンド継続の確信が得られやすくなることで再度買いやすい状態になり新規買いが入ってくる。だからその買い注文を刈り取ってまたトレンドが進行していく。この様なカラクリと側面があるということです。
よってまず1つ目は下落幅を全値戻しするような反発が入って来るかどうか。これがトレンド継続の可否を示す1つ目の重要な要素になります。さらに加えて全値戻しの上昇反発が見られた上で、もう一つ上昇継続をさらに確信をもたらすような要素が存在します。それが2つ目のここ抜けたら上だよねっていう横軸が斜めベースで上昇の基準を為すような節目、ネックラインが明確に確定された場合は、さらに最終的に押し目となって上昇トレンドが進行していく予兆になります。
例えばこの相場においても全て上昇に乗り出す前っていうのは必ずここ抜けたら上だよねっていう節目横軸ベースもしくは斜めベースで確定されてから力強く上昇に乗り出していく形になっていますよね。
他にも2019年のこの相場とかも同じですよね。必ず上昇前っていうのはここ抜けたら上だよねっていう節目が確定してその数値抜けた段階で明らかに上昇の勢いっていうのが変わって力強く上がっているのが分かりますよね。前回のバブルの時も同じですよね。全ての押し目においてやはり斜めベースか横軸ベースでここ抜けたら上だよねっていう明確な節目っていうのが存在していて、その数値抜けた段階で力強く上昇トレンド再開に乗り出しているのが伺えますよね。つまりこのカラクリっていうのは全値戻しの反発により下落の警戒心が薄まった状態で、さらにここ抜けたら上だよねっていう水準ができて、その節目を明確にブレイクしていくことで、それは節目ブレイクを見てこれはまだまだ上がると思って確信を持って投資家が新規買いを入れてきやすくなります。さらにその節目が逆に売り手の視点で言うとここ抜けたら下落シナリオが完全に否定されるよねっていう水準にもなりえるので売り手のロスカットもそのような節目明確であればあるほどたくさん溜まりやすく、それはつまり売り手の逆指値の買い注文を燃料に上昇が進行しやすくなるということです。
よってこの4つ目のトレンド再開を示す2つの予兆について分かりやすいように再度まとめていきますと、まず調整下落幅を全値戻しするようなV字回復の反発が起こることで投資家は、この下落は上昇トレンドの反中の短期的調整に過ぎないよねっていう認識が高まり買いやすくなる。そしてここ抜けたら上だよねっていう明確な節目が確定することでその節目ブレイクを意識した新規買い、加えて売り手のロスカットも大量に刈り取ることができる。
つまりそれら多くの新規買いと決済買いを刈り取れるからこの2つの条件が揃いそれが明確であればあるほど上昇トレンドはこの原理原則に沿って継続して上昇再開の予兆になっていく。これがトレンド再開を示す重要なトリガーとなる2つの予兆になります。
実践的な取引:強化型上昇トレンドでの立ち回り方
ではこれまでの説明で皆さんはこの強化型上昇トレンドの特徴をよく理解できたかと思います。ただ理解するだけではダメです。このトレンドの反中においてどのように立ち回り、どのように取引をしていくとうまく利益を残しやすくなるのか。実践的に活かさないと意味がありません。
今話したことを実践的に活かすことができれば、相場経験が浅い初心者においてもこのトレンドは最も利益を効率よく最大化しやすい相場です。指数関数的に資産が一気に入るきっかけもそのほとんどは、この強化型上昇トレンドにうまく乗れた時です。
そして今はこの大チャンス相場である強化型上昇トレンドの反中にゴールド、株式相場、そしてビットコイン始めほとんどの市場が当てはまっています。まさに数年一度のチャンス相場なのです。
それでは最後に5つ目の実際押し目でのエントリーの仕方、そして利益を最大化しやすい利確のコツ、適切な取引スタイルの選定について実践的に解説していきます。今から話す立ち回り方で取引していけばほとんど損失を出さずに利益を最大化しやすくなります。しっかりと最後まで頭に叩き込んでください。
ではまず取引スタイルの選定です。取引スタイルは大きく3つに分かれます。まず1つ目が1分とか数時間で複数の取引を行う短期に特化したスキャルピング。2つ目が数時間もしくは数日の時間軸で取引するデイトレード。3つ目が数日から数週間もしくは数ヶ月間ポジションを保有するスタイルであるスイングトレード。この3つに分かれます。そしてそれぞれの取引スタイルは相場環境がこの様なレンジ相場なのか、もしくは上昇トレンドなのか、下落トレンドなのかによってどの取引スタイルが有効か変わってきます。この辺りの各相場環境に合わせた環境認識の仕方やどの取引スタイルを選択すべきかの詳しい解説に関しては、過去の学習コンテンツで詳細に話していますのでその動画概要欄貼っておきますので、よかったら参考に見てみてください。
ではこの強化型上昇トレンドにおいては今話した3つのどの取引スタイルを選択すればいいのか?このトレンドの特徴はどんどん上に行くにつれて上昇が強くなり続けていきます。それは言い換えると最も効率よく利益が伸びやすいということです。そしてたとえ短期的には調整したとしてもすぐに買われて上昇が伸びやすく、そう簡単にトレンドは終わりません。一定勢いが強い上昇であることで上昇トレンドも長い期間続きやすい環境です。
これら特徴を踏まえてまず皆さんはこの相場に対し逆張りで入っていくのが特策だと思いますか?それとも順張りで立ち回る方が特策だと思いますか?そうです。皆さんも分かっている通り、この強化型上昇トレンドで最も有効性のあるのはひたすらトレンドフォローし、順張りロングで立ち回る方が特策です。そして時間軸はそう簡単にトレンドは終わりづらく長い期間続きやすいですから、短い時間軸のスキャルピングやデイトレードよりも比較的長く持つようなスイングトレードが最も利益を効率よく獲得しやすくなります。つまりスイングトレードと最も相性がよく成果が出やすいのはこの強化型上昇トレンドということです。
逆に損しやすいリスクが高い立ち回りは、このトレンドに逆張りショートで立ち回るということです。なぜなら短期的には逆行してもすぐに買われてトレンドは基本的に続いていき、上に行くにつれて力強さが増していくわけですから、ひたすらトレンドフォローして大きい波に逆らわずにロングで立ち回っていけば短期的には逆行しても結局は利益になりやすく確率的にも勝ちやすくなりますよね。それがひたすら逆張ったらどうでしょう?ひたすら踏みに潰され値幅も取れない。利確もミスる確率が上がりますし難度が高い。そして一旦ミスっちゃうとすぐに踏みに潰されどんどん上昇が強くなってきますから、抱える可能性が確率的にも高くなるのが分かります。
よってこの強化型上昇トレンドに位置している環境であるならば選択すべき取引スタイルはできるだけ長持ちするスイングトレードが最も利益を最大化しやすくリスクが少ないということが言えるかと思います。